2015年4月14日火曜日

未来人シミュレーション

             未来人シミュレーション

今の時代に合っていない人間は、「未来人」か「過去人」かもしれません。
レオナルド・ダビンチ、ゴッホみな時代を間違えて生まれてきた、その時代の未来人かもしれません。
戦国時代、織田信長は未来人、今川義元は過去人だったのかもしれません。
2015年日本人1億2600万人に正規分布を当てはめれば2%は超未来人、15%は未来人、現代人は66%、15%は過去人、2%は超過去人です。

2025年とは
2015年2%だった超未来人が15%に
15%だった未来人が増加して66%に、
過去人15%が減少して2%に、
超過去人2%が0%に近づく

(インターネットの時代過去人も現代人も未来人もインターネットに膨大なテキストを書き込んでいます。)

私の友人でもまったく現代人には理解できない人が沢山います。
(彼らが現在インターネットに書き込んでいるテキストの内容は10年後です)

したがって、10年後の感覚で生きている人たちの「不思議な10年後村」に入り込み、彼らに薬を見せれば、10年後に売れる薬かどうか、判断が出来ます。これが未来人シミュレーションです。
1.何度も繰り返すほど、精度が上がっていきます。
2.未来人を人工知能に置き換えていくこともできます。
3.人工知能に置き換わるとナノ単位でシミュレーションができます。

(インターネットの中の「村」は、シミュレーションに使える可能性があります。例えば、特定の難病患者の「村」はシミュレーションに使え、そのシミュレーションのデータが溜まりビッグデータになれば、人工知能に置き換え、ナノ単位のシミュレーションンもできるようになる)

手法1
インターネット内の未来人のテキスト(ビッグデータ)の内容をデータマイニング、人工知能で解析すれば、未来が分かる。

手法2
彼らが、インターネット内でフェースブックなどでコミュニティ「村」を作っておれば、10年後に出したい薬がその「村で売れるかどうか」を村人は判断できます(シミュレーションの第1段階、一番簡単な方法はインターネットアンケートシミュレーションです)。

1.特定の「未来人集団」をインターネット内で決定、インターネットで募集する?
(文部科学省のやっている未来予測は、日本の専門家数千名に30年後を予測させ、私も文部科学省の研究官として2回担当しました。この集団を特定し、不適格者を排除しながら、繰り返し予測させれば精度が上がっていきます。その選定方法などはノウハウがあります。社外秘?)
2.その未来人集団に判断させる。インターネット内で書き込まれているテキスト(ビッグデータ)からも判断できる。
3.その未来人集団の判断の成否を判定し、精度を上げていく(日本人が一番苦手な仕事です)。
4.成功率が上がれば、その未来人集団は信頼できる。(未来人集団の判断基準を人工知能化するとシミュレーションを無数に繰り返すことができるようになる。)

5.このインターネット内の未来人集団を利活用する新しい製薬企業と、単なるマーケティングで製品を販売している旧来の製薬企業とはやがて差が出ます。

2015年4月8日水曜日

清家彰敏「復活日本電機産業、Q&A」『中外管理』がアクセス10万回突破、香港紙にも掲載

中国のトップ経済誌
清家彰敏「復活日本電機産業、Q&A」『中外管理』がアクセス10万回突破
また香港の大手新聞にも掲載

日本語訳の内容はブログの中で書いています(^^)探してください。


2015年4月4日土曜日

携帯電話の失敗が2000年代の日本困窮の戦犯?

製品のグローバル化によって世界標準を獲得するには、製品のユーザーヒューマンインタラクションの仕様がどのように決まっているかが重要である。
日本がかつて世界覇権を握った繊維、造船、家電、自動車においては、ヒューマンユーザーインタラクションの仕様は、産業創造、製品開発初期から海外に合わせて開発、生産した。それは開発対象の製品が欧米において、ヒューマンインタラクションの仕様が既に決定され、世界で広く受け入れられていたからである。
また鉄鋼、半導体においてはユーザーヒューマンインタラクションの仕様を考える必要も無かった。
携帯電話、スマートフォンにおいては、ユーザーヒューマンインタラクションを日本が決め、世界に広げる必要があった。世界の人のユーザーヒューマンインタラクションを決めるのは、日本企業ににとって初めての体験であった。それが覇権獲得に失敗した理由かもしれない。
現在、繊維、造船、家電の日本の世界覇権は失われ、日本の世界覇権は自動車のみとなった。
携帯電話の失敗が2000年代における日本経済困窮の戦犯と言えるかもしれない。


2015年4月3日金曜日

日本の医療、新幹線、原子炉は国内市場を失う?

日本は、かつて繊維、造船、鉄鋼、家電、自動車、半導体と世界覇権を獲得した。しかし、携帯電話は世界覇権に失敗、ガラケーは国内のみとなった。原因はものづくりからことづくりへの経済原理転換と世界経済の加速[1]に対する2つの遅れである。その上、スマートフォン(スマホ)の登場で、海外どころか国内市場までも席巻された。世界標準で負けると国内市場も失う典型事例となった。将来、医療、新幹線、原子炉等も同じ危険がある


[1]スピードが韓国は日本の3倍、中国は6倍といわれる。