ロボットとボーカロイド初音ミクの未来経済・企業経営への影響
ロボットは人間の知識が外部化、自動で動く。産業・軍事ロボットのようなハードもあり、ボーカロイドのようなコンピュータ内のソフトもロボットといえる。僕はインターネットの中のボーカロイド初音ミクが実体を持つとホンダのアシモ(男の子、女の子どっち?)やガンダムになると思っている。戦国時代実体を持っていた真田雪村は現在、ゲームの世界でロボットになっている。
ロボットはロボット間でナノ単位のコミュニケーション、ビジネスをインターネット内で行う。僕は、これを15年前からエージェント間コミュニケーション(ビジネス)でA(エージェント)toA(エージェント)またはR(ロボット)toR(ロボット)と呼んで情報や経営の学会で発信してきた。
近年これをグーグルはInternet of Things、また巷もM(Machine)toM(Machine)と語り始めた。時代が少し追いついてきた。
しかし、まだグーグルはRが未来をどう変えるか本質を分かっていない。RtoRはナノ単位である。H(人間)toH(人間)は時間単位で遅い。RtoRが主流になると人間は無視される。検索ロボット、証券の取引ロボットのスピードに人間は追随できない。またRは無数に複製できる。数兆のRがインターネット内に登場すると70億人は無視できる存在となる。
Rの速度と意思決定内容をHはコントロール可能かどうか。少数民族となる人間族がインターネット内の経済・企業経営を支配できるか。速度では負ける。
Rの意思決定内容をHはコントロールできるだろうか。僕が10年前、初めてATR(株式会社国際電気通信基礎技術研究所、世界のロボット研究の頂点、京都と奈良の中間にある)を訪問した時、ロボピ―というロボットは既に設計者にとってその決定が予測できないものになっていた。ロボピ―は見学者と遊ぶための数少ないルールと単純な学習能力しかなかった。
ロボピ―が見学者の子供たちと遊ぶ。子供から学習して、すぐ決定内容は予測不能になった。コントロールは難しい。現在ロボピ―は10年ではるかに進化している。
数兆のRは学習を無限に繰り返しHには予測不能の決定をする。人口数兆以上・ナノ単位のインターネット経済・経営理論が、70億人のために必要となる。
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