2014年3月15日土曜日

36.ビッグデータ経営について

1.マップ(地図)
 マップ(地図)とは、市場を俯瞰して、戦略を立てるということ。バイオの分野なら高齢者の遺伝子、年齢構成、健康状態の科学地図がある。今後どんな病気が増えるかなどがシミュレーションでき、どこでどんな薬が求められるかを予想できる。欧米は地図作りがとてもうまい。欧米は戦略づくりがとてもうまい
.成功したのがアストロゼネカ  
2.センサ
もう一つのキーワードが「センサ」だ。
  例えば建設機械メーカーのコマツは、建機にGPSと連動させたセンサを付けて販売した。これにより、世界のどこに自社の建機があり稼働状況まで把握できる。このデータを顧客や代理店に提供できる。顧客は、稼働率の高い地域へ仕事を取りに行くことができ、コマツも稼働率の高い地域での販売強化ができた。
今、世界のエンジニアたちは、必死に自社の商品にセンサを付けると、どんなサービスができるかを考えている。医療関係者、製薬会社のセンサとは?
3.例えば
医療と健康創造クラスターにおいては?
1)マップ(地図)と現場の
関係について考えてみよう。  
2)マップ(地図)が無く現場で地道に努力する日本の医療現場。
 薬品開発の“砂漠”で乾きに苦しみながら、実は山の向こうには川があるのに気づいていない。  
3)マップ(地図)は3段階
①医師
/技術者の経験によるマップ(地図)、
②国際規格(ISO)、
③科学マップ(地図)(ゲノム・有機化学)
4.欧米の製薬会社は
  医療/技術者の経験によるマップ(地図)ではなくもっと上位のマップで勝負しているから儲かる。

5.マップで勝負して儲かった日本の製薬会社は少ない?

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