矢野俊比古氏87時間オーラルヒストリー(文字興し1670頁)
(伊藤隆東京大学名誉教授・清家彰敏)
2009年4月24日~2012年12月16日 事前オーラル「エネルギー問題の過去と未来」3時間 オーラル第1回~第42回(毎回2時間)) 場所 政策研究大学院大学 2013年矢野氏は亡くなられました。
戦後、1970年代日本株式会社論が欧米で唱えられ、1980年代世界進出日本異質論へ繋がった。(矢野氏は通商産業省(現在経済産業省)の官僚のTOPである「通商産業事務次官」で退官後、1982年3月27日に、矢野俊比古『日本株式会社の反省』日本工業新聞社、を出版し、参議院議員となって、政治家として産業政策を行った。)
1990年代バブルが崩壊し、日本経済は停滞期に入った。
矢野氏オーラルは、民主党政権成立、東日本大震災、を挟んで行った。
矢野氏については、堺屋太一は「優秀な官僚だ。高度成長時代から多難な70年代へと「戦後」の全期間を通産省の中枢で働き通したこの人を「経済大国ニッポンのプロデューサー」と呼んでも過言あるまい」と矢野俊比古『日本株式会社の反省』の帯で評している。
目録(オーラルの内容に関心のある方は、ハリウッド大学院大学教授清家まで。必要な回を連絡してください、コピーを提供できます)
2008年9月24日から2009年9月16日自由民主党麻生太郎内閣
2009年4月24日事前オーラル「エネルギー問題の過去と未来」3時間(43頁)政策研究大学院大学
1.戦後賠償実施局
2.資源エネルギー庁の発足
3.原子力についての東日本大震災以前と以後(後述第27回)のオーラル
4.官僚と政治家 国家公務員倫理法 ノーパンしゃぶしゃぶ
5.エネルギーと環境問題
2009年8月30日の第45回衆議院議員総選挙で民主党政権交代を実現し、2012年12月16日まで鳩山由紀夫内閣、菅直人内閣、野田佳彦内閣。
2009年9月16日民主党鳩山由紀夫内閣発足
2009年11月12日 第1回(40頁)
生い立ちから
2009年12月3日 第2回(38頁)
一高、東大法学部政治学科、商工省入省まで
2010年1月8日 第3回(38頁)
賠償実施局賠償課
2010年2月15日 第4回(38頁)
電気事業再編成令
2010年3月8日 第5回(35頁)
石油資源開発法
2010年3月31日 第6回(33頁)
資源庁 大蔵省との対応(鳩山威一郎)と業者との交際 国会対策 補助金
2010年4月19日 第7回(33頁)
係長・課長補佐が法案を作るには 電気事業法 ガス事業法 業界団体の作られ方
2010年5月10日 第8回(34頁)
電源開発促進法 議員立法 電源開発株式会社設立委員会 内閣法制局 大蔵省との折衝 電源開発
2010年5月31日 第9回(37頁)
スト規制法と労働省 電源開発の水没補償と経済企画庁・建設省 電気測定法
2010年6月8日民主党管直人内閣発足
2010年6月21日 第10回(32頁)
四国通産局 岸信介 日本開発銀行融資
2010年7月9日 第11回(32頁)
四国通産局 通産局と地方自治体 中央省庁の機構改革 通産省の機構改革 通産省と他省庁との関係 技官と事務官 四国生産性本部
2010年7月30日 第12回(31頁)
通商局通商政策課 為替管理自由化への動き 自由化の停滞と取引法改正案 自由化に対する通産省内の空気 経済成長の実感 通産官僚の海外経験
2010年8月20日 第13回(32頁)
通産省での文書管理 輸出入取引法の帰趨 輸出品デザイン法 大蔵省主計官・主査と各省担当者との関係 日用品課との関係 通産省内での法案の動き 巡航見本市船の制度
2010年9月13日 第14回(32頁)
中南米巡航見本市船出張と各国の印象 通商政策課の仕事
2010年10月4日 第15回(35頁)
中南米巡航見本市船の報告 為替貿易管理制度審議室班長兼務 首席事務官(法令審査委員)外務省とのかかわり
通産省の国際派と国内派 今井善衛氏 佐橋滋氏など「官僚たちの夏」・・・
2010年11月1日 第16回(37頁)
(基礎産業局長時代の話へ/アルコール事業部)
シーリングが始まり大臣官房文書課で大臣官房会計課長と大蔵省主計局主査 大臣官房文書課で厚生省、外務省との権限調整 次官会議
(基礎産業局長時代の話へ/鉄鋼・石油化学の設備調整 中曽根康弘氏他)
佐藤栄作通産大臣と山下英明秘書官
2010年12月3日 第17回(44頁)
石炭局鉱害課長 消費者行政 麻生太郎、佐藤栄作他
2010年12月20日 第18回(38頁)
石炭局鉱害課長 石炭鉱害対策審議会 石炭鉱害賠償担保等臨時措置法 鉱害賠償基金 臨時石炭鉱害復旧法 中曽根康弘、佐藤栄作、田中角栄、長岡實、盛田昭夫他
2011年1月18日 第19回(37頁)
石炭局鉱害課長 佐藤栄作、有沢広巳、佐橋滋、今井善衛、城山三郎他
2011年2月15日 第20回(43頁)
通商局輸出振興部輸出保険課長 1963年8月昇格 佐橋滋、今井善衛、桜内義雄、佐藤栄作、池田勇人、リー・クアンユー、平松守彦、大来佐武郎、三木武夫、(管直人も)他
2011年3月8日 第21回(36頁)
通商局輸出振興部輸出保険課長 日英情報交換 吉田茂、佐橋滋、福田赳夫、平松守彦、(成立した民主党政権についての意見も)他
2011年3月11日東日本大震災発生
2011年4月12日 第22回(49頁)
外郭団体の「輸出保険普及協会」の設立
軽工業局無機化学課長
1965年 化学工業局保安課長 ソーダ工業、無機化学品工業の誘導行政 六価クロム公害問題
宮澤喜一、田中六助
2011年5月10日 第23回(43頁) 化学工業局保安課長 コンビナート地域保安基準の設定(1968年3月18日省議決定)三木武夫、小沢一郎、亀井静香、齋藤次郎他
2011年5月31日 第24回(37頁) 化学工業局保安課長 佐橋滋他
2011年6月24日 第25回(46頁) 中小企業計画課長 エリートコースへ 中小企業庁の構造 中小企業庁の成立過程 中小企業庁計画部 中小企業近代化促進法 中小企業振興事業団 集団化事業の現地視察 高度化資金予算の大幅増額実現 一高東大からの友人大蔵省主計局亘理彰氏との連携 通産局との関わり 川原英之、今井善衛、中川一郎、渡辺美智雄、田村元、長岡實、篠原三代平、福田赳夫他
2011年7月26日 第26回(44頁) 産業資金課長へ転任 大蔵省との連携 民間投資部門の基礎資料まとめ 政府関係機関からの派遣員活用 電算機の導入 財政投融資予算要求のとりまとめ 政治家とのかかわり 財政投融資の割り振り 繊維交渉で田中角栄議員と 銀行と証券分離に関する発言 政府系金融機関/推薦制度 推薦と斡旋
亘理彰、藤井裕久、森喜朗、佐橋滋、宇佐美洵 渡辺美智雄、中川一郎、河本敏夫、池田勇人、田中角栄、佐藤栄作、宮澤喜一、大平正芳他
2011年8月26日 第27回(44頁) 企業第一課長転任 企業局の役割 商工会議所との関わり 経団連の法人化 商工会議所の副会頭問題 田中角栄通産大臣 日本生産性本部 資本自由化6業種
東日本大震災に関して P11~P12
原子力も安全安全と言っていましたが、あれは本当に安全なんですよ。たまたま津波が来て、そこに運の悪いことに、東北電力からもらう【非常】電源の塔が潰れて、非常電源が動かなかった。あとの仕方が不十分だったんですよ。非常電源だから、動かせるようにするのが東電【の責任】。だから、私はあの事故はまさに東電の事故だと思いますよ。国の事故だとは思いません。原子力というのは、もともと中曽根【康弘】さんがやっていた原子炉等規制法を受けて、やはり原子力は危険という意識で、国が責任を持つ体制になっていたからですが、私はあれは東電自身の本当のミスだと思います。それさえなければ、あれは事故にならない。(中略)今度も東電の鉄塔が壊れたのは地震ですよね。だけど、そのあと、そのために電気が東北電力から来なくなっちゃった。非常電源の手はあったのが動かなかった。それを動かせるようにしておくのが電力会社の務めですよ。私は東電の操作失敗だと思います。それを監督省の通産省(災害時は経済産業省)が、国の責任だと言われたって、【通産省が】自分で商売していないんですから、動かしていないんですよ。だから、【責任を負うのは】動かしたところでなければいけないし、それがダメだというのなら、もう原子力は国営にすべきです。とこととんまで言うのならね。そうなると今度は、「そこは国営にしては」とかすぐに言い出すんだよね。そこがまた今の政治家はいい加減なものなんですよ。
中曽根康弘、永野重雄、三木谷浩史、小沢一郎、宮澤喜一、田中角栄、大平正芳、佐藤栄作、リチャード・ニクソン、三宅幸夫、福田赳夫、石破茂、竹下登、長岡實、郷司浩平、木川田一隆、小長啓一、佐橋滋、鳩山威一郎、亘理彰他
2011年9月2日民主党野田佳彦内閣発足
2011年9月27日 第28回(53頁) 大臣官房総務課長に異動 参事官のポジション 総務課長の任務 産業構造審議会 企業局工業再配置課構想と消費流通局設置構想 部局の分け方 機構改革反対派(政治家)に対する対応 機構改革反対派(省内)に対する対応 特許技監
郵政省との対立 法案作成過程 マスコミとのつき合い 交際費
長岡實、有沢広巳、中曽根康弘、田中角栄、白州次郎、吉田茂、松前重義、小長啓一他
2011年10月20日 第29回(41頁) 大臣官房審議官昇任 審議官と参事官の関係 石油二法制定 国会対策 独任制の官名 法律と行政指導 国会議員とのつき合い 山下英明通産事務次官 官僚たちの夏(城山三郎著) 通産OB会(八重洲会・大手会・虎ノ門会・永田町会)
小沢一郎、佐藤栄作、城山三郎、佐橋滋、今井善衛、杉山和男、野田佳彦、細川護照他
2011年12月1日 第30回(44頁) 基礎産業局長 基礎産業局とは何か 局長と通産大臣との関わり 中曽根康弘通産大臣/人事 産業界における対応位置の格上げ 国会議員との対応(局長質問取り方式の考案と実行) 鉄鋼凍結価格引き上げ状況説明要求不発 チッソ(株)日本開発銀行融資 新日鉄役員人事問題 叙勲の基準 退職後の関わり(天下り) 交際範囲の拡大
中曽根康弘、河本敏夫、斉藤英四郎、城山三郎、佐橋滋、永野重雄、稲山嘉寛、永野護、杉山和男、小長啓一、福川伸次、安部晋三、八尋俊邦、槇原稔、豊田英二、豊田章一郎他
2012年1月5日 第31回(45頁) 基礎産業局長 交際範囲の拡大 賀詞交換会 鉄鋼業界関係 平電炉対策の提案 鋼材価格引き上げの承認 レアメタル備蓄協会への出資 鉄鋼設備投資調整の流れ(制度廃止論を含め)
稲山嘉寛、永野重雄、佐橋滋、河本敏夫、斉藤英四郎、田中角栄、中曽根康弘、八尋俊邦、豊田章一郎、豊田英二、一万田尚登、西山弥太郎、渡辺美智雄、習近平他
2012年2月13日 第32回(37頁) 基礎産業局長 神戸製鋼加古川3号炉 川崎製鉄(株)千葉6号炉に係わる港湾使用拡大等への強力 欧州石炭鉄鋼共同体(ECSC)への訪問 電力に関する展望 石油化学業界 エチレン設備投資調整の流れ
稲盛和夫 大平正芳 田中角栄 佐藤眞住 下河辺淳 杉山和男 鳩山由紀夫、管直人、高原一郎 稲山嘉寛、斉藤太一、池田亀三郎、長谷川周重、宮崎輝、鈴木治雄他
2012年3月2日 第33回(44頁) 基礎産業局長 石油化学業界 在庫適正化ガイドライン構想(エチレン) 在庫適正化ガイドライン構想(化学肥料) 石油価格受入の攻防 洗剤値上げ始末記 苛性ソーダ業界水銀法転換問題
宮崎輝、佐橋滋、両角良彦、丸田芳郎、河本敏夫、渡辺常雄、常盤文克、本田宗一郎、三木武夫他
2012年4月6日 第34回(26頁) 基礎産業局長 苛性ソーダ業界水銀法から隔膜法への転換 苛性ソーダ業界イオン交換法への転換 ダウケミカル社のソーダ工業進出構想 化学肥料業界
宮崎輝、三木武夫、佐橋滋、斉藤太一、鈴木治雄、今井善衛、山下太郎、岸信介、周恩来、後藤宏他
2012年4月27日 第35回(49頁) 基礎産業局長 化学肥料業界台湾輸出問題 化学肥料業界サンシャイン事業団計画 工業技術院 化学肥料業界省際戦争について(経済産業省の仕事は省際) アルコール事業機構改革問題 アルコール業界価格凍結問題
田中角栄、蒋介石、蒋経国、周恩来、中曽根康弘、小長啓一、石原慎太郎、岸信介、橋本登 美三郎、竹下登、佐藤栄作、椎名悦三郎、堺屋太一(池口小太郎)、長岡實、太田薫、春日一幸他
2012年5月25日 第36回(44頁) 裏話(クリーンジャパンセンター設立・・(産業廃棄物処理)環境庁、経団連との関係 社会党左派の藤田高敏氏への選挙資金協力(労働金庫から藤田氏が借りる手助け))
通商産業局長就任 アルミ精錬 通商産業局長に就任後教えられた執務環境 業務遂行上の反省 執務態度への苦言受け入れ 生糸輸入の蚕糸事業団への一元化問題
岸信介、藤尾政行、椎名悦三郎、石原慎太郎、李連春、中曽根康弘、田中角栄、堺屋太一、安部晋太郎、花村仁八郎、不破哲三、村山富市、長岡實、佐橋滋、宮澤喜一、塩川正十郎、福田赳夫、小長啓一、棚橋祐治、園田直、大平正芳、鈴木善幸、小泉純一郎、岸田文武(岸田文雄父)、ジミー・カーター、池田勇人他
2012年7月8日 第37回(39頁) 通商政策局長 政策指針(自由貿易、障壁の撤廃、関税は産業保護に役立つか、失業の輸出の抑制、経済協力の留意点(アンタイド問題、輸出振興のための経済協力はタイド、アンタイドでやるべき)、経済協力予算、ブーメラン現象)
国内行政での国会議論
対韓国援助問題 安宅常彦議員が追求 岸信介氏が係わった新韓碍子への輸出承認問題(技術流出疑惑?)
田中龍夫通産大臣の変な?国会答弁(社会党小柳勇議員より)
池田勇人、今井善衛、大平正芳、佐橋滋、渡辺美智雄、ジミー・カーター、豊田英二、豊田章一郎、杉山和男、岸信介、安宅常彦、田中龍夫、大出俊、橋本利一、小柳勇、田中義一、西郷従道、山本権兵衛他
2012年8月3日 第38回(50頁) 通商政策局長 ほとんど国会対策の日々 国産旅客機YS-11機輸出問題 対外交渉 対EU問題 土光訪欧(土光敏夫経団連会長の初訪欧) 各省通商関係局長の総理勉強会 対米カラーテレビ交渉 ロンドンサミット 米国独禁法の域外適用 対米交渉数量問題とダンピング問題
イメルダ・マルコス、楢崎弥之助、大出俊、安宅常彦、田中角栄、吉田茂、橋本利一、園田直、土光敏夫、三木武夫、河本敏夫、福田赳夫、山本重信、東郷文彦、塩川正十郎、宮崎勇、ジミー・カーター、鳩山威一郎、牛場信彦、稲山嘉寛、盛田昭夫、長岡實、宮澤喜一、豊田章一郎、玉置敬三他
2012年9月4日 第39回(44頁) 通商政策局長 ASEAN諸国及びミャンマー福田赳夫総理訪問の随行 園田直官房長官の行政機構改革案 1978年度経済政策に係る日米交渉 サウジ石油化学建設に関する省内会議
福田赳夫、田中角栄、田中龍夫、モンモンカー(ミヤンマー貿易大臣)、園田直、三宅幸夫、有沢広巳、両角良彦、中曽根康弘、土光敏夫、橋本龍太郎、山下英明、石原信雄、江崎真澄、山中貞則、河野一郎、藤山愛一郎、田村元、ジミー・カーター、野田佳彦、佐藤栄作、鳩山由紀夫、堀内光雄、東郷文彦、牛場信彦、バーグステン(米国財務次官)、大平正芳他
2012年10月5日 第40回(44頁) 通商政策局長 『通商産業政策史』 ASEAN諸国及びミャンマー福田赳夫総理訪問の随行(余聞) 日韓貿易会議(1977年9月19日)に伴う韓国訪問 日タイ通商会議(1977年9月28日~10月2日)同行 「日中長期貿易取決め締結」に同行(1978年2月)延べ払い、中国の印象 国際収支対策関係閣僚会議(1978年3月) 輸出動向監視委員会(1978年4月)/ダンピング税 人事
尾高煌之助、渡辺修、広瀬勝貞、小長啓一、福川伸次、棚橋祐治、濃野滋、藤原一郎、杉山和男、田中六助、鈴木善幸、石橋湛山、牛場信彦、田中角栄、中曽根康弘、河本敏夫、田中龍夫、竹下登、長岡實、安部晋太郎、安倍晋三、赤沢璋一、鄧小平、華国峰、土光敏夫、稲山嘉寛、毛沢東、李承晩、朴正照他
2012年11月1日 第41回(43頁) 通商政策局長 サウジ石化の発端 サウジアラビアと石油メジャーの関係 サウジ石化での外務省 出資金分担 成果 大蔵省との折衝 政府の支援体制 経団連 ボーナス原油 実現石油化学業界全体の参加
田中龍夫、河本敏夫、三木武夫、土光敏夫、岸信介、大慈弥嘉久、渡辺美智雄、田中六助、鯨岡兵助、宮澤喜一、田中六助、鈴木善幸、野田佳彦、福田赳夫、田部文一郎、平井富三郎、藤野忠次郎、鈴木永二、長谷川周重、鈴木治雄他
2012年12月7日 第42回(44頁) ロシアと中国の天然ガスとシェールガス
通商政策局長 シンガポール石化の促進 アマゾン・アルミ精錬事業計画への配慮
当時の中国と韓国の関係への自民党の対応などから、国内見学案件 青嵐会などなど
天谷直弘、斉藤太一、長谷川周重、鈴木治雄、福田赳夫、宮崎勇、江沢省三、棚橋祐治、黒川久、吉田正樹、三木武夫、池田亀三郎、山下英明、山本実、リー・クアン・ユー、エルネスト・ガイゼル、篠原三代平、村岡茂生、影山衛司、亘理彰、岩瀬義郎、井川博、平塚雅敏、山崎拓、三木武夫、大平正芳、菊池清明、土方武、堀深、藤原一郎、田中龍夫、千葉三郎、中山一郎、富永孝雄、岸本安信、石原慎太郎、高崎達之助、松村謙三、田川誠一、二階俊博、田中真紀子、川出千速、稲山嘉寛、永野重雄、亀高素吉、今井敬、土光敏夫、河本敏夫、高橋はるみ、原安三郎、管直人、深野弘行、井戸側克隆、平井富三郎
2012年12月26日自由民主党安倍晋三内閣発足
次回2013年1月18日のオーラルを約しましたが、2013年
日本高度経済成長のプロデューサー矢野俊比古:元通商産業(元経済産業)事務次官・元参議院議員
永眠。
最後のお言葉は、就任時と在任中のこぼれ話について・・・の問いに
「こぼれ話というのは、このとき「あれは産政局長になっても次官になれないよ」と言われたことがあるんですよ。それが書いてあったと思います。」
でした。
87時間1670頁というオーラルヒストリーは憲政史でも例が無く、今後もありえないのではないかと存じます。
現在の経済産業省の前身の通商産業省が、日本の高度成長期に果たしたプロデュース機能についての詳細な記録となった、と考えております。
参考
相沢英之:元大蔵事務次官・元国務大臣のオーラル 大蔵省(現在財務省・金融庁)
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