2012年7月22日日曜日

日経7月22日北極海の利用・・・みました。

日経7月22日朝刊9面「北極海の利用・・・」みましたか(日経7月13日朝刊近畿経済B39面「日本海シフト・・・(清家談話があります)」参照)。

中国と欧米航路は、日本海・北極海・欧米以外はありえない。日本太平洋側は裏通り

秋山説の北極海を航行する船を取り込むハブ港、苫小牧港、鹿島港・・はちょっとね。

鹿島港は裏通り。

苫小牧は人口600万しか後背地が無い。
京都舞鶴港は近畿・中部の人口4000万人が後背地、

東京は太平洋・EEZ時代の20年後の「太平洋時代」の中心、

それまでは京都舞鶴・近畿・中部を

日本海・北極海ルート・中国ロシア・欧米の「大陸時代」の中心として機能さすべき。

北朝鮮が改革開放になれば、現在ミャンマーで起こっている投資ブームが日本海で起こる。



2012年7月21日土曜日

清家研究室3年生が夏休み「青春の味」ジェラード企画販売事業を行います。

清家研究室3年生が、毎年恒例の

夏休み「青春の味」ジェラード企画販売事業を行います。大学では学べない「営業から企画を行う」体験と製造小売ビジネスモデルの立案体験。

北日本新聞に掲載され、富山テレビでも、インターネットでみてください(^^)。

清家も日本経済新聞近畿版、北日本新聞などに
ジェラードではなく、産業政策、経済動向の記事で出ているのでインターネットで見てください。

清家研究室連絡

大学院1年生

夏休み明けに夏休みの研究計画の進展を受けて修士論文案のパワーポイント発表会を開きます。日程は追って連絡します。来週火曜6限に1年生は研究計画の夏休みの課題で相談します。

発表するパワーポイントは枚数25枚以上。
内容は、「夏休み中に事例研究をして欲しい」のと「文献研究をまとめた資料」をパワーポイントにまとめてください。


研究生も発表を聴くこと(研究生は、今後の大学院入学試験、研究計画の参考にしてください。日経新聞経済教室を読んでいるね?)。



大学院2年生で来年修了予定者

7月31日までに発表会での指摘をワードで列挙し、それを改善したパワーポイント最終版を提出。提出はメールで「指摘を列挙したワード」と「最終版」の両方を提出。

修士論文パワーポイント最終版は50枚以上(このパワーポイントは院生、研究生、4年生全員にメール転送します。院生、研究生、4年生は夏休みの研究の参考にしてください)

その後大学院2年生で来年修了予定者はA4で70枚以上の修士論文案を、夏休み中に作成、夏休み明けに提出。


大学4年生

夏休み明けに卒論の夏休みの成果を受けてパワーポイント発表会を開きます。日程は追って連絡。パワーポイント枚数20枚以上。特に就職先から聴いた事例研究と資料を見たい。


来週火曜日5限205に卒論の夏休みの課題で相談のある人は来ること。この時間は都合が悪くて相談のある人は火曜日20時以降か水曜日11時まで(清家はその後はYKKへ行くので、11時までに)

2012年7月19日木曜日

秋の学会で「ビッグデータ利活用ビジネス」の発表

秋の学会で「ビッグデータ利活用ビジネス」の発表をいたします。


あらゆる商品が「センサとマップ(地図)から作られるビッグデータ」によって革命を迫られています。

商品開発プロセス(MOT)においてマップ(地図)はフロント、センサはエンドになります。

マップ(地図)はトップダウンで商品を変革させ、センサはボトムアップで商品を変革させます。

マップ(地図)は空間軸上で、センサは時間軸上でビッグデータとなる。

マップ(地図)は、例えば遺伝子情報(生命地図)で空間軸上に広がり、センサ情報は長時間の監視カメラの情報とかで時間軸上に並ぶ。

マップ(地図)は広義の「地図」概念である。

2012年7月16日月曜日

ビッグデータと企業組織型の勝負と未来

空間軸・時間軸上で級数的に増大するビッグデータ!

時間軸データの代表はDNA。

ビッグデータをトップダウンで政治的・戦略的に利用しようという欧米型組織の有名・少数エリートと、

ボトムアップで世界の社会生活・ビジネスの現場において利活用する日本型組織の無名・無数の企業戦士たちの

勝負の中で世界の未来、15年後が開かれる。

日本の経営学者の世界への貢献は、ただ1点であると思われる。

それは

 日本型組織の無名・無数の企業戦士たちが

欧米の有名・少数のエリートの政治的・戦略的な計画、時として陰謀によって

不当な犠牲にならないため、貢献・努力が正当に評価されるための

仕組み・理論の構築である。





2012年7月15日日曜日

デジタル超「配置薬」システム 配置薬ビジネスの未来化の要請

配置薬は富山の伝統産業である。江戸時代は、立山信仰に基づき、現代の統合医療ビジネスを形成していた。


 全国を歩く越中富山の薬屋さんは、立山のお札と配置薬を持ち、子供たちには大人になるまでに起こりがちな病気、そのときの対症法を説き、大人には加齢と病気、また人生の悩みまで相談に乗った。最後は立山詣=観光で人生を全うした。

 立山信仰に基づき、人生設計と健康管理の重要性を全国にPR。生まれて健康に育ち仕事をし、やがて後継者に道を譲り、死んでいく過程への癒しと伝統的健康相談「統合医療」であった。

 それを現在に再現しよう。

デジタル超「配置薬」システム 

 配置薬業は各家庭と路上に「薬」に加えて「情報端末」を置いてデータを収集する。


 家庭と路上での「情報端末」(スマホ・スマートテレビ・自動車情報通信端末、都市の診断見守りシステム)は、住民から細かいデータを収集する。
 例えば自動車からは運転状況のデータが収集できる。高齢者の運転状況を長期間モニターする。「脳梗塞などの症状が表れ運転に乱れが生じている?」といったデータを感知することも可能となる。

 この「情報端末」からのデータを受けて、病院は「富山型統合医療システム」を確立できる。

 情報は包括検診データ:臨床項目間(関係推定)

 病院は最先端医療のデータを使って包括診断し、

 「医食同源」ビジネスを富山で拡大することが出来る。
 配置薬業は
 
 「情報端末」のデータを受けて、置き薬の薬の構成を住民個々にオーダーメイドで変える。以前より高い住民サービスを行うことが可能となる。

 配置薬業のデジタル配置薬企業への革新である。

 この病院とデジタル配置薬企業に加えて、衣食住の企業が参加し、デジタル超「配置薬」システムを構築する。

デジタル超「配置薬」システムでは

 病院(医)、配置薬業(薬)、農協(食)、見守り会社(情)、健康住宅会社(住)、健康衣服下着(衣)、都市の癒し環境(動物セラピーなど)

 が医食同源に基づいた住民サービスを情報端末からのデータにより展開する。

 日本は、欧米と比較して、病院から健康衣服下着までといったきめ細かな住民サービスビジネスで優れている。
 また日本人は仕事を常に改善、高い顧客満足を与えようと務める。

 その結果、住民へのホスピタリティは日々向上することになる。これは日本の強み。

 日本型住民サービスを情報端末でよりシームレスにする。それがデジタル超「配置薬」システムの目的である。
  
 これで世界に先駆ける。

 将来は

 医療ビッグデータの利活用による最先端オーダーメード統合医療を富山で実現し、

 さらなる住民サービスの向上を図る。


2012年7月3日火曜日

アジアの欧州化と中国・日本の未来

1.中国の財政出動と赤字財政になる危機

 1)中国は輸出と財政出動で10%成長を続けてきた。

 2)中国の輸出は欧州を第1位、米国を第2としてきた。

 3)欧州の経済危機と中国の人件費の上昇は中国の輸出力を低下させる。

 4)中国は、輸出力低下に係らず成長を続けるために財政出動へ依存する度合いが大きくなる。

 5)2012年現在は税収が財政規模より大きく財政出動の余地は大きい

 6)が、輸出力が回復しないと財政は悪化する。将来財政赤字に転換する可能性がある。

2.中国は輸入国になる?

 1)中国経済財政出動を主とした内需主導経済になり、人件費がさらに上昇する。

 2)中国で生産するより、人件費が低廉な発展途上国で生産し輸入するビジネスが優位になる。

 3)中国企業や中国の外資企業が発展途上国へ進出、中国へ輸入するビジネス

 4)輸入ビジネスが増加すると大きな人口のため中国は巨大な輸入国に変わっていく。

 5)貿易赤字が続くと巨額の外貨準備が減少し、危機的状態になる可能性がある。

 6)さらには中国は債務国家になる危険さえある。


3.巨大な輸入国中国へ輸出するためにFTAは拡大する。

 1)中国への輸出はサプライチェーンによって支えられる。

 2)サプライチェーンが国家をまたぐとコスト高、煩雑な貿易事務が生まれる。

 3)サプライチェーンを低廉に機能させるために、FTAが拡大することが有効である。

 4)世界的規模のFTA化は中国の輸入国化と対になって進行する。

 5)FTA化は事実上のアジア経済統合である。

 6)結果としてこれはアジアの欧州経済化を意味する。

4.アジアの経済統合が実質的に進むと

 1)アジアの財政的に弱い国家は、欧州におけるギリシアのような戦略を行うことにより、短期的な利益を期待できる。

 2)アジアの実質的な経済統合が進み、欧州におけるギリシア、スペインのような戦略を行い危機に陥る国家がアジアで増加する。

 3)経済統合した欧州では2012年現在ドイツが一人勝ち状態である。

 4)将来、例えば15年後とかにアジアの実質的な経済統合が実現しているとする。

 5)そのとき15年後は、日本が、現在の欧州におけるドイツのような一人勝ち状態になる可能性がある。

 未来15年後を予測すると


1.アジアのユーロ化

2.中国が赤字財政、貿易収支赤字国家になる可能性がある(これは現在の米国のような状態?)

3.日本のドイツ化

4.15年後に備えた日本の人材教育は?

19世紀「英国紳士の未来バージョン」教育化といったアイデアもあるね。

歴史を勉強しよう


どう思いますか?


その時代、15年後のの東南アジア経済は3分割されることも考えられる。

さて、さらに10年後、現在から25年後は

太平洋管理国家「日本」の登場である。