2013年2月16日土曜日

3つのスピード経営の発想とイメージを模索

1.ベクトル転換と疾い経営
 市場の顧客・技術ベクトルが転換した瞬間「風」を読み、そのベクトルに疾く対応、事業を企画する。
 1)模倣による対応は3種類 
  (1)アンプ戦略=アップル
  (2)ミラー戦略=ソニー
  (3)リバース戦略=サムスン
 2)系列による対応は?
  (1)トップによる自社対応は短時間
  (2)多くの系列企業を巻き込みボトムからの対応は長時間。
2.センサ誘導速い経営
 小刻みなセンサデータによって誘導される速度経営
 1)センサ情報の頻度が多いと軌道修正が小刻みにでき、事業は正確に目標を捉える。
  小刻みな軌道修正なので、ボトムや系列の修正への対応は容易である。
 2)計画や企画(PLAN)は正確で無くてもよい。実行(DO)でセンサ誘導する。
  センサ情報と軌道修正の速さで加速する。
  センサ情報が多いほど計画は不正確で良い。
 3)トヨタグループ、セブン&アイ、アマゾン、DELLが事例
3.マップ(地図)ビッグデータによる早い経営
 ビッグデータの分析による地図で、方向を即決し、あとは「弾道」を描く。「弾道」は組織の性質で決まる。
 第二次世界大戦では戦艦や戦車は、照準器で放物線を想定し仰角を決め砲撃していた。現在の戦車の戦車砲は無反動砲で、砲弾の代わりにミサイルを発射する。ミサイルは放物線ではなく直進し、センサ情報によって修正し確実に命中する。マップ(地図)ビッグデータ即決経営は前者、センサ誘導速度経営は後者のイメージである。
 

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