TTIPは米国とEUの北極海周辺国家連合である。ロシアは参加していない。
1990年代の共産圏の崩壊から始まる中国の成長によって、2000年代は資源・エネルギーの時代であった。
2010年代は中国経済の成熟による資源需要の低下、シェールガスの開発時代となり、世界の都市化によって、農林水産業・食料の時代が始まりつつある。
焦点は北極周辺ロシア、アラスカ、カナダにおいて、温暖化が進むと考えると大規模な農地開発と並行する資源開発が始まり、
しかし、温暖化は農業にとって両刃の刃である。
耕作可能面積は広がるが、その地に適応している作物は危機になる。なぜかというと、作物はその地に過剰に適応し、単一栽培されていることが多い。したがって、温暖化でも寒冷化でも作物は収量が減り、最悪全滅する。
したがって、栽培作物の適切な変更、品種改良の必要が出る。作物技術開発が不可欠となる。
それでも農業生産増加は可能となる。
しかし、温暖化は農業にとって両刃の刃である。
耕作可能面積は広がるが、その地に適応している作物は危機になる。なぜかというと、作物はその地に過剰に適応し、単一栽培されていることが多い。したがって、温暖化でも寒冷化でも作物は収量が減り、最悪全滅する。
したがって、栽培作物の適切な変更、品種改良の必要が出る。作物技術開発が不可欠となる。
それでも農業生産増加は可能となる。
また温暖化で氷が融け、北極海航路が開く。
TTP国家連合の直線航路とTTIP国家連合の北極海航路とその航路周辺における資源・エネルギー・農林水産業開発が焦点となる。
日本側から考えると
TTP国家連合で、日本と米国の直線航路間にある「空前の未開拓地ロシア、アラスカ、カナダ」の農地・資源・エネルギーが大開発される。
これはTTIPの北極海航路周辺のシベリア、グリーンランド、海洋などへの巨大投資と相乗効果を起こす。
さて、ロシア、アラスカを考えてみよう。ロシアは現在でも耕作可能面積の半分しか耕作されていいないと言われている。それが温暖化でさらに広がる。
ロシアの3分の1を占め日本の20倍近い広大な極東ロシアには550万人(サハリン50万人)しか人口が無く、人口減少が続いている。
また広大な日本の5倍弱の面積のアラスカも70万人の人口しかない。
それに対して
極東ロシアに隣接する黒竜江省には4500万人、北朝鮮には2500万人、北海道には600万人の人口があり、
極東ロシアは「10倍の人口の地域、国家に面する」圧力を感じている。
しかし、この潮流は止められない、政治の思惑を超えて経済は動く、
ロシア、アラスカ、カナダ、グリーンランド、北極海の北方大開拓は
加速すると思われる。
この温暖化による北方大開拓の加速は、成長論者と環境論者の両者にとって関心が高い。
北朝鮮の農業労働者が極東ロシアで働く時代が来るかもしれない。
世界の主な国は高齢化が進み、中国もやがて高齢化社会を迎える。中国の高齢化が顕著になる15年後、若年労働者の争奪戦が始まる。国民の年齢の平均値が低い国家は熱帯、亜熱帯が多い。その中で、亜寒帯、寒帯に住む北朝鮮の人々は極東ロシアで住みやすい。極東ロシア農業開発の先兵になることが考えれる。
さて
しかし、この潮流は止められない、政治の思惑を超えて経済は動く、
ロシア、アラスカ、カナダ、グリーンランド、北極海の北方大開拓は
加速すると思われる。
この温暖化による北方大開拓の加速は、成長論者と環境論者の両者にとって関心が高い。
北朝鮮の農業労働者が極東ロシアで働く時代が来るかもしれない。
世界の主な国は高齢化が進み、中国もやがて高齢化社会を迎える。中国の高齢化が顕著になる15年後、若年労働者の争奪戦が始まる。国民の年齢の平均値が低い国家は熱帯、亜熱帯が多い。その中で、亜寒帯、寒帯に住む北朝鮮の人々は極東ロシアで住みやすい。極東ロシア農業開発の先兵になることが考えれる。
さて
TTP直線航路では、日本はアジアでもっとも北アメリカに近い。
TTIP北極海航路でも、日本はアジアでもっとも欧州に近い。
中国、韓国、ロシアがTTP・TTIPに入るまでは、日本は欧米とアジアの交差点、ハブを特に期待される。
日本は世界の交差点、ハブである。
アジア、欧州、米国いずれからも「ポータルサイト=ショールームと集積効果」の機能を発揮することが、日本に期待される(清家ブログ「日本の未来イメージ・・・」2011年5月25日参照)。
日本の未来構想は、ポータルサイト化である。
北米向けにアジアからのポータルサイト日本は?
北極海航路を抜ける欧州向けにアジアからのポータルサイト日本は?
アジア向けに欧米からのポータルサイト日本は?
「ポータルサイト日本」を考えてみよう!
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