2013年4月19日金曜日

仮想社会とビジネスとシミュレーション(巨大化するセンサ事業)


仮想社会とビジネスとシミュレーション(巨大化するセンサ事業)

56.製品組立は途上国へ移転、先端部品・先端素材が日本の現在の強み。やがて部品と素材も世界にモジュール化、国際標準化のすさまじいスピードによって模倣され追いつかれる。
57.未来産業はセンサ産業。先駆けてセンサ事業へ
58.顧客と自社製品を位置づけるマップ(地図)を作り、顧客と全社員が共有する。
59.製品にセンサを付けデータをとる。
60.シミュレーションを行い開発前に売れるかどうか予測する。企画と小売のシミュレーション。

小売(シミュレーション)

地図(マップ+ビジネスルール)戦略計画企画(シミュレーション)研究開発試作生産技術部品供給工場物流小売(シミュレーション)製品+センササービスコンサル(相談)―金融保険顧客

小売は「顧客の前で製品が使われるシミュレーション」を行う。パソコンでその場で製品使用、デザイン、サービス(ソリューション)の契約条件を変えて見積もる。家電、自動車、住宅。

61.センサの位置づけ

地図(マップ+ビジネスルール)戦略計画企画(シミュレーション)研究開発試作生産技術部品供給工場物流小売(シミュレーション)製品+センササービスコンサル(相談)―金融保険顧客

コマツは製品(重機)にセンサを付けた。
トヨタは製品(自動車)にセンサを付けようとしている。

センサの凄さ

1)コマツ 
建機のロボット化 建機のセンサとGPS 需要予測・パーツ供給・中古市場。
 
2)トヨタ 
①ワイパー天気予報(センサとしてのワイパーが動いているところが雨が降っている) ②タイヤ渋滞情報(タイヤの回転数がセンサ)

62.マップ(地図)は欧米企業の強み

地図(マップ+ビジネスルール)戦略計画企画(シミュレーション)研究開発試作生産技術部品供給工場物流小売(シミュレーション)製品+センササービスコンサル(相談)―金融保険顧客

マップ(地図)づくりの欧米人、地図が作れない日本人。ゲノムは医療ビジネスのマップ。ジョブズのマップでソニーは負けた。
ISOはビジネスルールであるが、ルールは欧米人のマップから作られる。 

マップ(地図)の意味

1)地図と現場
2)地図が無く現場で地道に努力する日本の技術者。
砂漠で苦しみながら、実は山の向こうには川があるのに気づいていない。
3)地図とルールは3段階
①社長のマップ(地図)と社内規則、②市場覇権を考える世界のリーダーたちのマップと国際規格(ISO)、③科学地図(ゲノム・有機化学・原子核反応)

地図への欲求

YKKAPは「100年間変わらない生活イメージ」のマップ(地図)があると便利ですよね。
YKKは100年後、ファスナーがどこに使われているかのマップがあればやりやすいです。
スマートシティの未来図があれば、北陸電力は戦略づくりは容易。
ほとんどの企業は新製品の仕様で悩む、その悩みの大部分は地図がないため。
ISO(ルール)だけでも決まると仕事は楽だね。

マップ(地図)のイメージ

       松下幸之助「水道哲学」
       単純な地図とルールをできるだけ多くの人で共有する。
       地図は世界地図でOK
       世界地図に住む人は2種類
       顧客と社員
       ルールは2つ。顧客は欲しがり。社員は効率的に奉仕する。
       単純でしょう。でも難しい。

未来型マップ

第1段階 工場をコンピュータ内に仮想化する。生産最適化(仮想的なマザー工場GP4)
第2段階 スーパーマーケット、コンビニを仮想化する。
第3段階 顧客の購買動向に合わせ、コンビニに連動して、工場が変化する。
取引は高速取引

インターネット製品企画

1)現在「未来感覚を持った人」が少数であるが存在する。
2)未来とは「未来感覚を持った人」が多数派になる時代である。
3)インターネットの中で未来感覚を持った人を選び、その人たちに新製品を判断させ、仮想の売れ行きを予測する(シミュレーション)。
4)予定の売上を達成するまで、製品仕様を次々変えてシミュレーションを繰り返す。
5)このプロセスを繰り返せば、やがて販売前に売れ行きがシミュレーションできる。

63.企画(シミュレーション)

地図(マップ+ビジネスルール)戦略計画企画(シミュレーション)研究開発試作生産技術部品供給工場物流小売(シミュレーション)製品+センササービスコンサル(相談)―金融保険顧客

 1)原爆のシミュレーションまで行う欧米人
 2)欧州の化学産業は製品企画、設計にシミュレーションを使うのが得意。
 3)地下鉄自動運転は数百万回のコンピュータシミュレーションを行い実用化(国土交通省)

64.仮想顧客マップシミュレーション

65.インターネット上に顧客データを蓄積
66.インターネット上に仮想市場を作る(マップとルール)。
67.仮想市場に仮想顧客(人工知能)を配置
68.過去の製品の仕様の変化と過去の販売データをインターネット上に蓄積
69.新製品の仕様を決め、シミュレーション。
70.仮想顧客はナノ単位で判断
71.販売の成否を瞬時で判断、最適な製品仕様を販売前に決定できる。
72.シミュレーションは「使い込む」ほど精度が上がる。

しかし、マップとルールのシミュレーションは日本人は得意ではない。

1)コマツ 
建機のロボット化 建機のセンサとGPS 需要予測・パーツ供給・中古市場。

 コマツのセンサはトップダウン

2)トヨタ 
①ワイパー天気予報(センサとしてのワイパーが動いているところが雨が降っている) ②タイヤ渋滞情報(タイヤの回転数がセンサ)

トヨタのセンサはボトムアップ

コマツのセンサの使い方

       建設機械メーカーのコマツは、建機にGPSと連動させたセンサを付けて販売した。これにより、世界のどこに自社の建機があり稼働状況まで把握できる。このデータを顧客や代理店に提供できる。顧客は、稼働率の高い地域へ仕事を取りに行くことができ、コマツも稼働率の高い地域での販売強化ができた。
       コマツ、トヨタのセンサは「見守りセンサ」と分類される。
        
       今、世界のエンジニアたちは、必死に自社の商品にセンサを付けると、どんなサービスができるかを考えている。
        
       実はセンサと現場の改善・革新が日本の強み
        
見守りセンサはスマートシティの鍵

1)日本の製造業は海外で「現場主義」で成功した。ものづくり企業こそ日本のブランド。
2)日本の小売流通(日本型サービス産業)は現在「現場主義」で世界で成功しようとしている。新しい日本ブランド。セブンイレブン、イオン、ローソン、ファミリーマート、ファーストリテーリング・・・。
3)これらの小売流通業はインフラ産業と一緒にアジア各国のいたるところでスマートシティを作ろうとしている。
4)スマートシティは無数のセンサで管理される。
5)住宅、自動車、家電、家具、地下鉄、道路といったインフラは「見守りセンサ」だらけになる。
6)食品も「健康センサ」つきで食べる時代になる?

例えば家庭と路上でのセンサ「情報端末」収集。

        家庭と路上での「情報端末」(スマホ・スマートテレビ・自動車情報通信端末、都市の診断見守りシステム)は、住民から細かいデータを収集するセンサである。例えば自動車からは運転状況の時間軸ビッグデータが収集できる。
       高齢者の運転状況を長期間モニターする。「脳梗塞などの症状が表れ運転に乱れが生じている?」といったデータを感知する。
       脳梗塞に合った健康食品を企画・サービスし、保険にまでこのデータは活用できる。保険に使われるのは不愉快かな?
       自動車のセンサからのデータがビジネスを企画するきっかけとなる。
       センサで取ったデータで、都市、社会、生活の場・医療現場・薬品・食品をボトムアップで「改善」していく。この現場からの改善が日本の強み
 
73.製品にどのようなセンサを付けるかが勝負

74.製品は技術と顧客をみて部品産業を指導して作る。
75.先端部品・先端素材は親会社を観察して作る。
76.見守りセンサは顧客を観察して、最低限のセンサで最大限のデータをとり、安くサービスを向上する。
77.日本人は顧客の観察力とサービス精神、仕事の改善への意欲が卓抜している。
78.日本人はボトムアップで現場の周知を集めてセンサを作る。欧米人はトップダウン。日本が優位。
79.無数のセンサを日本中で開発し、世界の製品に提供するようになれば、日本国内に巨大な産業ができる。

センサとマップにおける技術者活動

センサからの貢献
①時間軸データの蓄積
②現場の知恵でボトムアップされる
③製品・サービスの改良
④社会の改善(インクリメンタル・イノベーション)

マップ(地図)からの貢献
           トップダウンされる
②設計
③製品・サービスの革命(ブレイクスルー・イノベーション)

あらゆる産業が「センサとマップ(地図)から作られるビッグデータ」によって革命を迫られている。
マップはモジュール化がセンサは改善がキーワード。

まとめ

1.日本は模倣され、自らのクローンと戦っている。
2.社長の多くはサプライチェーンなどの拡大で「課長級」に格下げ。自らの役割を再定義しよう。
3.スピード化に対応した技術者に変革しよう。
4.マップによる欧米企業の強みを知ろう。
5.完成品は儲からない。部品・先端素材も模倣される。21世紀巨大産業「センサ事業」へ挑戦。
6.日本の得意技はセンサ、センサからの現場データで製品、サービス、社会を改善する。
7.世界のスマートシティへセンサを提供しよう。

2013年4月14日日曜日

産業構造の変革とビジネスパラダイムの変化

産業構造の変革とビジネスパラダイムの変化


1.世界に日本は模倣された。クローンとの戦い。
2.社長が「課長級」に格下げ。グローバル化・巨大なサプライチェーン、関係企業の急増
3.スピード化「浦島太郎現象」。
4.マップによる欧米企業の強み
5.完成品は儲からない。部品・先端素材の次は?21世紀の巨大産業「センサ事業」へ挑戦しよう。日本の得意技はセンサ

日本企業は世界中に模倣された

1.日本企業は、自分のクローンと戦っている。日本企業は80年代に世界の頂点に立った。それ以降、日本企業モデルが世界中で模倣された。
2.サムスン、アップル、グーグル、GE、GM、シーメンスも世界企業は日本企業の模倣、クローンである。
3.日本企業は1980年代90年代は、異質な企業と戦った。
4.21世紀自分自身の影と戦っている。

21世紀日本企業は3つの敵と戦う

敵1 欧米企業が日本企業型へ変形 GE、GM、シーメンス
敵2 欧米人が起業した日本企業研究=ライオンキング型、アップル、グーグル(拡張機)
敵3 途上国人による日本企業のリバースエンジニアリング型 サムスン

クローンのほうが本物より優れてる? 

日本企業の競争力・利益の変化

5.製品組立から先端部品・先端素材へ競争力が替わった。
6.1980年代に、自動車は製品組立より部品が儲かる事業に替わっていた。
7.電子部品の増加で、自動車の価格に部品が占める割合は1980年代初め50%が70%に近づいた。
8.現在、製品組立は日本では儲からない。部品・素材は日本で作っても儲かる。

組立が儲からないから

9.組立が儲からないからテレビ、家電は日本以外へ移った。なぜ儲からないのか?
10.組立だけで「イノベーションリスク」の無い商品は利益は急速に減っていく。「ソリューションリスク」の無い、サービス不要の商品も利益は急速に減っていく。顧客は低価格品へ移る
11.イノベーション、ソリューションが不要。
12.これがモジュール化。製品、部品は「欧米主導」でモジュール化(世界標準化)されていく。
13.勝ち負けは、規模(世界市場を持つか、アップル、サムスン)と人件費(途上国か、中国、東南アジア、アフリカ)の優位で決まる。

製品・部品市場モジュール化の恐怖

14.自動車は部品点数が多く、劣悪な路上を20年走るのでイノベーションリスクが残っている。したがって、日本、ドイツが強い。しかし、電気自動車は?
15.モジュール化されれば、製品も、部品も日本から、米国、韓国・台湾、中国・東南アジア・アフリカへ生産拠点を移動させるしかない。
16.韓国・台湾は世界市場へ売るのが得意。規模の経済で価格を急降下させる。サムスン
17.中国・東南アジア・アフリカは安い人件費で利益を出せるため、価格を急降下させる。ハイアール
18.米国は韓国よりブランドがあるので、規模で安く作って、高く売りつけるというボロい商売。アップル



19.社長が「課長級」に格下げ。

20.グローバル化・巨大なサプライチェーン、関係企業の急増
21.ミドル化(トステムの社長はかつては社長だった。今は住生活グループのミドル)
22.顧客ソリューションを形成するためには多くの企業の協力が必要。社長は実は課長並の権限しかなくなりつつある。
23.社内に裏切り者が!アップルに部品を供給する日本の電機企業の事業部長は、アップル社の社長に貢献するしかない。ヤマダ電機の社長を向いて、パナソニックの事業部長が仕事をする。

24.長大化する製品とサービスをつくるプロセスとサプライチェーン

地図(マップ)戦略計画

企画研究開発試作生産技術部品供給工場物流小売顧客
           
 製品センササービスコンサル(相談)―金融保険

サムスンとアップル

サムスンはグローバルビジネスの企画(マーケティング)と工場(量産)とコンサル(相談:苦情処理)の3点のみで勝負
アップルは未来の情報生活のイメージ(地図:マップ)と戦略、計画の3点のみで勝負
日本企業は真面目にすべてのプロセスを行おうとする。
真面目にすべてのプロセスを行うと、サムスン、アップルに遅れをとり、世界でシェアを奪われる。
スピードで勝負が決まる世界市場?

25.スピード化浦島太郎現象

26.中国ビジネスは世界の6倍のスピード「中国の7年は世界の40年」(新華社)。
27.東南アジアは6倍以上のスピード(ベトナムでの商社マン実感では12倍との話も)。
28.会社人生で、新製品の開発、新事業の起業体験を6倍以上行うことができる。
29.開発、起業体験は人を早く成長させる。
30.社長が日本でのんびりしていると社員が「浦島太郎」になって、人材の成長が遅れ、海外で通用しなくなる。

31.日本国内もスピード化が進む。

32.店舗滞在時間が20年で2分の1に!1990年代の1.5時間が45分になった(三越伊勢丹)
33.コンビニの平均滞在時間は4分から5分。滞在時間がスーパーの3分の1以下。これがスーパーがコンビニに負ける理由のひとつ。
34.勝っている企業はスピード。
35.ユニクロはパンツの直しが1時間
36.眼鏡調整を45分にして、めがね業界で成功。
37.ツイッター6秒ビデオ。
38.相手の心を掴むには1カット数秒が定石(プロのカメラマン)。
39.時間の節約、ニッチタイムの利用。

40.スピード3種、早い、速い、疾い

41.早い:欧米は企画が少なく、決定が「早い」。
42.日本人は企画は多く出すが、採用、決定は少なく、決まるまでが極端に長く外国人はあきれる。欧米、中韓は「早い」。日本の管理者は遅い。
43.速い:訓練を繰り返す、改善を行い、外段取りをつくると仕事は「速く」なる。
44.どんどんセンサで情報をとって、軌道を修正し確実に命中させる「誘導ミサイル」のような仕事が日本企業の強み。
45.誘導ミサイルはセンサで情報をとる回数を増やし、速度を上げれば、命中精度が向上する。それが日本人社員の目標。
46.管理者の決定の遅さを、社員の「速さ」でカバーした日本企業が、世界で勝者になる。

47.疾さの経営の真価は軸の転換

48.発想の転換・軸の転換後のスピード時代を読む・変わり身(天才的ひらめき)
49.時代、環境が大きく変わると、競争の軸が変わる。
50.小学校のとき、「ピストルが鳴ると走る方向が逆になる」徒競争があった。そのイメージ。
51.かつて麒麟麦酒は半分以上のシェアがあった。
52.そのシェア獲得の理由は、「家庭への冷蔵庫の普及」「お父さんだけが家庭で飲酒」「御用聞き」
53.ところが、社会が変わった。女性の社会進出。
54.週末夫婦でビールを量販店で買い。夫婦一緒に飲む。苦いビールではなくキレがある?ビール。
55.アサヒビールのスーパードライによるシェア逆転。

技術者のスピード化の鍵、スマイルカーブの考え方を変えよう

1)スマイルカーブの上流と下流が儲かる。技術者は上流(ビジネス企画)、下流(ソリューション)まで経験し、多能化する。
2)スマイルカーブの期間短縮を試みる。期間が半分になれば、利益は2倍になる。
3)スマイルカーブに関る人は同時並行で仕事をチームで行う。ホンダは工場に開発を集約した。ユニクロと東レは一緒に仕事を行う。
4)少人数、最終的には一人でスマイルカーブをすべて行うのが望ましい。情報通信・チームワークで可能。
5)(ホンダの技術者)オートバイが好き。車はつまらない。オートバイは一人で全部設計でき楽しい。




2013年3月31日日曜日

世界経済の未来ストーリー1


世界経済の未来ストーリー1
                    清家彰敏
1.1990年代、共産圏が崩壊し、資産家である共産圏などの高級移民が欧米へ移民した。
2.資産家高級移民は衣食住、家電、自動車を必要とし、欧米の不動産業、製造業は繁栄した。
3.不動産業、製造業の1度目の大儲け。
4.次に中級移民が欧米へ移民した。
5.中級移民は衣食住、家電、自動車を必要としたが、資産、所得が高級移民より低いので、欧米の製造業の高価格の衣服、家電は購入が難しかった。
6.欧米製造業は中国へ工場を移転し、低価格の衣服、家電を欧米へ輸出し、中級移民、一般庶民が購入した。
7.高級移民に対するビジネスモデルを中級移民へ応用し成功した。
8.2度目の大儲け、中級移民、一般庶民は数が多いので、儲けはさらに膨らんだ。金融業がビジネスモデルに参加。
9.中国など旧共産圏諸国などが豊かになったので、資産の無い低所得の下級移民が欧米へ移民した。この低級移民と欧米の貧困層が対象なった。
10.貧困層、低級移民などは購買力が無いので、不動産は買えない。家が買えないと衣食住、家電、自動車も売れない。ここでビジネスモデルの主役は金融になった。
11.サブプライムローンによって、貧困層、低級移民に不動産を買わせた。
12.貧困層、低級移民は家ができたので、無理して、衣食住、家電、自動車を購入した。
13.高級移民で成功したビジネスモデルを貧困層、低級移民にも応用して、3度目の成功を収めた。
14.3度目の大儲け、貧困層、低級移民はさらに数が多いのでさらに大儲けが出来た。
15.サブプライムローンの破綻。(ネズミ講的ビジネスの失敗)。
16.多くの失敗者は出たが、リーマンショック時には160兆ドルまで富は膨らんだ。
17.その後半減したが、2013年現在では再度増加し200兆ドルの資金が世界でだぶつく。世界のGDPの3倍の規模である。
18.欧米の経済低迷。
19.しかし、この同じビジネスモデルで3度美味しいビジネスで感じた体験は欧米の投資家にとって忘れられない。次はもっとうまくやりたい。
20.欧米では法的にも再度サブプライムはもう無理だが、もう一度あの美味を味わいたい。
21.どこかで出来ないか。欧米よりも大きな市場でやれれば、さらに美味しい。
22.中国。欧米の人口の2倍。その上、中国の政治家も官僚も市場経済の体験が少ない。グローバル経済、特にビジネスモデル、金融商品、金融政策などについては慣れていない。
23.中国の経済成長の歴史は「貿易拡大による成長」と「公共投資牽引の成長」の繰り返しであった。
24.貿易はGDPの6割を占める。貿易額の半分強は外資系企業。
25.しかし、中国の輸出は、欧米経済が低成長で、今後期待できない。
26.中国の輸出で伸びているのは途上国。特に、かつて中国が10年以上資源・エネルギーを購入したために、中国以上の成長をしたアフリカなどの資源国。
27.しかし、中国は今後資源・エネルギーをかつてほど必要としない。資源国の10年間で貯蓄した富は5年以内に尽きてしまう。
28.今後中国の輸出は伸びない。
29.今後中国の成長は、公共投資と輸入の2本柱。
30.貿易の伸びがGDPの伸びを牽引するなら輸入増でも同じ効果がでる。
31.外資と中国人経営者は、輸出で儲けても、輸入で儲けても得られる利益、利権は同じである。
32.外資、国有企業、民営企業は、工場を低賃金国へ移転させ、中国へ製品を輸入するビジネスモデルへ転換する。
33.習政権は綱紀粛正を言っており、2013年2月現在4000名の党幹部、国有企業幹部の海外渡航を禁じ、腐敗調査に入った。
34.中国でのインターネットでのタレこみ記事のすごさは、かつての紅衛兵の悪夢を連想させる。この上吊るし上げが出てくると、悪夢は現実になる。
35.(インターネット紅衛兵)
36.国内の企業資産は政府の政策などによって、国内での移転ないしは国有化される可能性がある。
37.海外の企業資産である工場、鉱山、買収企業は、国内の企業資産より経営者の裁量、自由度が大きい。政府の干渉を嫌うのは経営者の本能でもある。
38.海外工場が成功するための条件はFTAである。国家を越えることは利益を減らす。
39.世界的なFTAの普及は、TPPも含めて、中国国内の工場を海外へ出しやすくするための仕掛けとなる。
40.ますます海外工場は増加。海外工場からの衣、食、住器具、家電、自動車などの輸入は急増し、中国企業と欧米資本は大きな利益を上げる。
41.中国は2013年現在、財政黒字、膨大な外貨準備があるので、習内閣10年間は輸入による成長に耐えられる。輸入に公共投資が加わる。
42.中国は、世界史上類例のない大規模輸入の経済となる。
43.中国政府は元を大幅切り上げる。
44.欧米への輸出品の価格は上昇し、米国は中国からの輸入品の脅威が低下、経済運営が楽になり、欧米の中国輸出が増加する。
45.中国は、輸入品、海外工場からの衣、食、住器具、家電、自動車などは安くなる。
46.輸入製品、食料、資源・エネルギーは安くなる。
47.中国から脱出し、途上国、バングラデシュなどから中国に輸入を行う外資企業、中国企業は、バングラデシュ通貨など現地通貨での利益が増加する。
48.中国政府、国有企業は元高を利用して、海外企業、特にスマイルカーブの上下流(企画、研究開発、販売、サービス)の企業の買収が容易になる。
49.中国企業は世界の工場を脱し、世界の技術を主導し、ブランドを獲得することが可能になる。
50.中国はシェールガスの開発が進む。
51.ここで、欧米は、かつて移民で成功した3度美味なビジネスを今度は、移民の故郷中国で繰り返す事を思いつく。
52.一度美味しい味を覚えると人間は忘れられない。
53.中国で資産家は衣食住、家電、自動車を必要とし、中国政府と地方政府主導のもと不動産業、中国国有企業、外資は、生産とインフラ投資で繁栄する。
54.都市インフラ創造で、日本からは日立製作所、東芝、三菱重工業、IHI、セブンアイ、イオンなどが活躍。
55.中国での1度目の大儲け。(世界的には4度目)
56.次に中産階級が豊かになる。
57.中産階級は衣食住、家電、自動車を必要とするが、資産、所得が資産家などより低いので、高価格の衣服、家電は購入が難しい。
58.中国企業は、海外へどんどん工場を移転し、低価格の衣服、家電を中国へ輸入し、中産階級が購入する。中国企業、外資は大儲け。ビジネスモデルに金融業が参加。
59.資産家などに対するビジネスモデルを中産階級へ応用し成功する。
60.2度目の大儲け(世界的には5度目)、中産階級は数が多いので、儲けはさらに膨らむ。
61.中国が豊かになったので、資産の無い低所得者も購買意欲が増す。
62.低所得者は購買力が無いので、不動産は買えない。家が買えないと衣食住、家電、自動車も売れない。ここでビジネスモデルの主役は金融業になる。
63.中国版サブプライムローンによって、低所得者に不動産とアメリカ風の家を買わせる。アメリカ風の家に皆住みたい。アメリカ人のように豊かさを享受したい。
64.低所得者はアメリカ風の家ができたので、無理して、衣食住、家電、自動車を購入する。
65.資産家などで成功したビジネスモデルを低所得者にも応用して、3度目の成功を収める。
66.3度目の大儲け、低所得者はさらに数が多いのでさらに大儲けが出来る。世界的には6度目の成功。
67.中国版サブプライムローンの破綻。おそらく10年以内。習政権末期なら悲劇。
68.アジア、世界への波及
69.中国共産党による破綻対策と新経済体制の模索。
70.アジア再秩序で、真のアジアの時代の到来。
71.日中における新たな世界、アジア構図。

2013年2月18日月曜日

人殺し経営、人殺し管理者が日本企業には沢山いる。彼らがスピードを殺し、部下を殺す。


人殺し経営、人殺し管理者が日本企業には沢山いる。彼らがスピードを殺し、部下を殺す。

1.部下に企画をさせては、潰し、可能性と人材を殺しては、会社を駄目にし、会社のスピードを遅くさせている管理者が日本企業には無数にいる。

企画時間を無駄にしていることが、諸悪の根源。日本企業のスピードを遅くしている元凶。

2.部下の企画時間を無駄にするだけでなく、そのような管理者は、自身の評価・審査時間をも無駄に費やしている。時間泥棒管理者を抹殺せよ。

3.企画実行率の管理、企画実行率の劇的向上!!こそがスピード経営!

4.企画実行率の向上経営が日本企業の明日を作る。

5.企画実行率を3倍に上げれば、スピードは6倍(売上3倍・評価時間3分の1)になる。

6.企画をさせては評価し企画を無駄にさせ、企画時間を無駄にし、評価時間を無駄にする管理者を組織から追い出そう!!!。

健康都市経営(5S都市)を世界へ


健康都市経営(5S都市)富山の未来像
                                       清家彰敏

1.病気にならない、なったらどうするの?
 統合医療診療所+最先端研究所がコンパクトシティの中の高齢者・難病患者の衣食住の管理を行う。(従来の病院は医薬を中心とするが、統合医療診療所は医薬に加え、食・服・住環境まで管理し、癌や糖尿病、先天性障害の発症、進行を遅らせる)
2.日常が心配で、心配で
 見守りシステムが日常のコンパクトシティ内の人を安全に守り、統合医療診療所へ連絡する。
3.コンパクトシティに住んでない人はどうするの?
 コンパクトシティ周辺、新幹線駅、ライトレール駅に駐車場を作り、コンパクトシティと自宅の間をカーシェアリングする。高齢者、難病患者も大雪の日でも傘を持たずにコンパクトシティ内の統合医療診療所へ通うことが出来、また総曲輪商店街で買い物が出来るようにするのが目標。使用する車はほとんど使われていない市の公用車を中心にし、運転手はタクシー、代行の退職者を活用する。
4.活動を支援する地縁型インターネット都市金融制度(地縁型クラウドファンディング)
5.最先端研究所  ゲノム ビッグデータ研究
6.一都一品産業創造  都市ぐるみで産業を作ろう
7.綺麗5S都市・清潔・整理・整頓・清掃・躾でアジアを変えよう

2013年2月16日土曜日

3つのスピード経営の発想とイメージを模索

1.ベクトル転換と疾い経営
 市場の顧客・技術ベクトルが転換した瞬間「風」を読み、そのベクトルに疾く対応、事業を企画する。
 1)模倣による対応は3種類 
  (1)アンプ戦略=アップル
  (2)ミラー戦略=ソニー
  (3)リバース戦略=サムスン
 2)系列による対応は?
  (1)トップによる自社対応は短時間
  (2)多くの系列企業を巻き込みボトムからの対応は長時間。
2.センサ誘導速い経営
 小刻みなセンサデータによって誘導される速度経営
 1)センサ情報の頻度が多いと軌道修正が小刻みにでき、事業は正確に目標を捉える。
  小刻みな軌道修正なので、ボトムや系列の修正への対応は容易である。
 2)計画や企画(PLAN)は正確で無くてもよい。実行(DO)でセンサ誘導する。
  センサ情報と軌道修正の速さで加速する。
  センサ情報が多いほど計画は不正確で良い。
 3)トヨタグループ、セブン&アイ、アマゾン、DELLが事例
3.マップ(地図)ビッグデータによる早い経営
 ビッグデータの分析による地図で、方向を即決し、あとは「弾道」を描く。「弾道」は組織の性質で決まる。
 第二次世界大戦では戦艦や戦車は、照準器で放物線を想定し仰角を決め砲撃していた。現在の戦車の戦車砲は無反動砲で、砲弾の代わりにミサイルを発射する。ミサイルは放物線ではなく直進し、センサ情報によって修正し確実に命中する。マップ(地図)ビッグデータ即決経営は前者、センサ誘導速度経営は後者のイメージである。