2012年6月23日土曜日

ビッグデータと内外政策課題について広く討論しよう(^^)

ビッグデータと内外政策課題
 喫緊の課題として、ビッグデータが個人、社会、経済、政治、法律、産業、技術、文化に与える影響と政策課題について網羅的かつ統合的に論じる場が必要である。

 ビッグデータとはインターネット上などで巨大かつ級数的に増加するデータを指している。ビッグデータは未来の希望であるが恐怖でもある。個人の全ゲノム解析は2013年には100ドル1時間以内で可能となる。シークエンサーも1機1000ドルである。ゲノムを知り病気を予見することは希望でもあり恐怖でもある。これはパンドラの箱(東京大学医科学研究所宮野悟教授)である。
 個人ゲノム解析の拡大は世界の医学・医療政策の転換からデータセンター、スーパーコンピュータによるシミュレーション、各種投資決定にまで変化が要求される。また生物資源のゲノム解析がもたらすビッグデータは農業、食品でのISO標準作りの鍵である。
 ビッグデータは生物ゲノム解析からだけなく、全分野に広がろうとしており、この動向分析は喫緊の課題となる。
 また情報ベンチャー起業ではアップル、グーグル、フェースブックなどの情報装備の卓抜した「個人」の機能を急激に拡大させたのもビッグデータで、これは未来の希望でもある。

 各省庁でもビッグデータの問題は取り上げられ、野村総合研究所など民間機関でも研究は行われている。

 世界に先駆けてビッグデータの動向を把握し、政策課題を提案できる場を日本が作るべきである。

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