2012年12月31日月曜日

日本の未来10年


中国は海外政策、事業は失敗が多すぎる。また世界中ばらまきで効果が少ない。これは胡政権の失敗です。シェールガス開発を加速すれば、海外依存度を下げながら国民の生活水準を向上できます。

ロシアは資源・エネルギーブームが去って財政が苦しくなるので、日本へのエネルギー輸出が最大の戦略になり、日ロの政治的関係は急速に強まる。

東南アジアはベトナム、インドネシア、フィリピンへの日本の投資が顕著になってきています。

インドネシア、フィリピンは海洋国家なので、この点でも日本は太平洋に関心を強めて行くと思います。

米国はシェールガスによるエネルギー自給と中国の人件費高騰による製造業の国内回帰で経済は内向きになります。
政治・軍事的にはアジアに強く関与しますが、国民感情と経済は国内志向でアジアから離れて行く。

日本経済はエネルギーの安定供給が確保できている状況では自立度が高い。
中国と米国がエネルギー的に自立すると日本はロシアとの関係強化で自立度をさらに高める。

2012年12月23日日曜日

清家研究室ビジネス競争(案)を考えてみました


清家研究室ビジネス競争(案)(^^)
                       富山大学清家研究室
                        教授 清家彰敏
              
大学生のビジネス企画「3年生の夏休み1カ月ビジネスを富山県で行う」

1チーム5名×2チーム

清家からの提案、例えば、富山の「経営者」たちの前で2年生の後期1月か3年の前期4月に、「ビジネス企画」をパワーポイントで10分間発表する(富山の経営者団体で・・・)

その発表を聞いて、経営者は1チーム1コイン500円投資するというのも面白いね。

(お金(投資)はなくても、経営者になんらかの形で支援してもらうのは良いと思う)

例えば、経営者は100名以上を対象にする。

また2チームは、ネット上で1コイン500円を募集してもよいのかもしれない。

1コイン500円につき100円を賞金用に事務局に拠出して賞金にするとか、もある。

各チームは夏休み終了後、投資していただいた経営者を訪問して、投資に対するリターンをお返しするというのは楽しいね。経営者に友達、将来の支援者になってもらえれば最高(^^)。

もっとも多くのリターンを行いえたチームが優勝?(表彰と賞金授与とかもいいのかな)。

条件は、例えば、各チームは構成員に勤務時間に合わせ、最低賃金時給900円を払わないといけない・・・と決める。

ただし、ビジネス期間以外の企画中の賃金を払うかどうかは各チームの判断で良いとか。

経営者はリターンが無くてもあきらめる。ごめんなさい。


上記の案はどうかな?

お金のやりとりはやめたほうがいいとの意見もあるね。

偉い経営者と会うのは怖いという学生心理もあるかな。それも分かるなあ。

専門的には、やり方によっては金融商品取引法上の問題があるとか・・・、これも勉強。

マスコミの方はどう思いますか?皆さん面白くしてください。

富山の経営者の皆さんとも話してみようかと思っています。例えば、「富山ビジネス甲子園」といったテレビの特集でも組んでいただいても楽しい。

意見のある人はどんどん意見ください。青野、宮田、三善・・・意見をくれ(^^;

特に2年生は主役だから、いろいろ考えて意見をゼミ長と清家まで、どんどん相談しよう。

2012年12月20日木曜日

清家研究室新年会「中国習近平政権10年の産業政策・企業戦略予測」

新年会                                                    日時 2013年1月21日月曜日19:00~                                  場所 ANAクラウンホテル                                   清家講演10分「中国習近平政権10年の産業政策・企業戦略予測」              (資料配布) 長くやるとしらけるので10分に凝縮!(^^)                        修士論文概要発表                                           卒論概要発表                                             院生研究概要発表                                           3年生学生生活報告                                          2年生学生生活報告                                         

北米・欧州・アジア貿易における日本海航路と日本海側開発

中国・韓国・台湾と米国を結ぶ航路は日本海に大きく依存している。           国土技術政策総合研究所資料竹村慎治・赤倉康寛氏によると、2009年のアジアと北米間のコンテナ船は往路復路合計6112隻、そのうち1798隻が日本海(津軽海峡)を通った。29.4%である。6112隻のうち1950隻31.9%は日本発または日本に寄港した。このうち日本海を通ったのは23隻で1950隻の1.2%に過ぎない。中国、韓国、台湾発などで日本に寄港しないコンテナ船は4162隻68.1%である。このうち日本海を通ったのは1775隻で42.6%に達する。                   上記のデータは中国、韓国にとっての日本海の重要性と日本にとって日本海をどう考えるかが、大きな問題であることを示している。これをもとに以下論じる。      上海洋山港から津軽まで2000キロ以上でこれは上海から北米まで約1万キロの20%に相当する。日本海のコンテナを上海、釜山に集めるのは、逆流である。北米に近い津軽に日本海周辺(日本・中国東北3省・韓国・北朝鮮・ロシア)の約3億人のコンテナを集荷し、コンテナ船を仕立てれば、無駄が無くコンテナ船を順流で運航できる。                                                   シンガポール・ホーチミン・香港・上海・釜山・日本海・津軽海峡・アリューシャン・北米シアトル・ロサンゼルスは地球儀で見るとほぼ一直線である。日本海航路はアジアからカナダ、米国への最短コースである。世界の大動脈である。この大動脈に世界のコンテナの3分の2が集まり輸送される。世界の物流の9割が海上輸送であると考えると、この大動脈上にある日本が世界でいかに良い位置にあるかが分かる。     その上に、温暖化で北極海航路が盛んになれば、日本海航路はアジア、欧州の最短コースともなる。                                        インドなど15億人・欧州6億人(GDPはインドなど約150兆円・欧州約1500兆円)からシンガポールを窓口にしてASEANとの間でコンテナ船が入出港する。シンガポールはホーチミンとともにASEAN6億人(GDP約300兆円)を後背地とする。      次の上海と香港は中国13億人(GDP約600兆円、中国東北部を除く)を後背地としている。釜山は3億人(日本、中国東北部、韓国など:GDP約700兆円)を後背地とする。                                                 日本海を窓口にして北米5億人・欧州6億人(北極海航路)GDP約3200兆円へ繋がる。                                                さて、緯度では、シンガポール(緯度1度)、ホーチミン(緯度11度)、香港(緯度22度)・上海(緯度31度)・釜山(緯度35度)・日本海・津軽海峡(緯度42度)となっている。釜山は上海に近すぎる。また日本海のほとんどの地域からの物流が逆流となる。そこに日本海のできるだけ東側に大規模コンテナ港湾が求められる理由がある。                   日本海航路周辺に大規模港を造る適地は多い。できればその港に大規模工場用地が欲しい。                日本の日本海側で工場用地に恵まれているのは津軽海峡周辺北海道・青森地域である(研究技術計画学会報告清家・北陸先端科学技術大学院大学清剛治)。        

2012年12月18日火曜日

成長東南アジアは日本の1960年代

東南アジアへの日本進出:「中国は日本の1970年代、東南アジアは1960年代」、日本の経験では1960年代の政策運営は70年代の政策運営よりやりやすい。(清家彰敏)。 日本の海外進出は製造業の時代は終わり、非製造業(小売・流通・サービス)へ移ってきている。 東南アジアでは日本企業と中国企業は異なる進出戦略を取っている。インドネシア、フィリピン、ベトナムの合計人口4億人強は反中感情が強く、中国企業より日本企業が進出しやすい(清家彰敏)。

2012年12月17日月曜日

越中富山の薬屋さん

越中富山の薬屋さんは、立山のお札と配置薬を持ち 子供たちには大人になるまでに起こりがちな病気、そのときの対症法を説き、 大人には加齢と病気、また人生の悩みまで相談に乗った。 最後は立山詣=観光で人生を全うした。 立山信仰に基づき、人生設計と健康管理の重要性を全国にPR。生まれて健康に育ち仕事をし、やがて後継者に道を譲り、死んでいく過程への癒しと伝統的健康相談「統合医療」であった。

2012年12月16日日曜日

100ドル全ゲノム解読時代国民1万人・専門家3000人調査を行うべきである

① 分野横断委員会100ドル全ゲノム解読時代アンケート案の作成 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ アンケート案作成 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 国民(健康診断受診者)1万人アンケート(意識と社会変化認識・医療介護福祉・行政要望)。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 研究者・実務者3000名アンケート(意識と社会変化認識・医療介護福祉・行政要望・海外意識)。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ インターネット上にアンケート案を日本語・英語・中国語で公開(20日間)して世界の衆知を集め、 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 分野横断委員会で修正・加筆し、再度インターネット上に10日間公開し、衆知により改善する。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ インターネットで100ドル全ゲノム解読時代の医療・介護・福祉システム案を募集。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ④ インターネット上に単純集計結果を中心に日本語・英語・中国語で公開する。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 内外調査とアンケート結果から、分野横断委員会で調査し、新しい医療・介護・福祉システムを構築する。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ⑤ 内閣府環境未来都市などで報告を行う。モンゴル、タイに英語で提案する。

日本がアジア、アフリカ各国で行っているインフラ創造貢献の理論を求めて?

日本はアジア、アフリカでインフラ創造、環境都市造り、国家インフラ造りを行っている。 その中心理論とは何か? それを人類の健康創造作り理論に求めたい。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ①世界の健康理論と国家、都市のインフラの関係について、日本から発信し、世界の衆知を集める、といったグローバルな視点、 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ②江戸時代から日本全国の健康を越中富山のくすり屋さんは先制医療として守ってきた。 この越中富山の配置薬業は立山信仰といった健康に繋がる哲学・生活管理に支えられていた。 このローカルであるが400年間全国に広がった富山の配置薬業は、現在でも全国ネットワーク500万戸を誇っている。 この配置薬業はモンゴル、タイへも移転されている。 この配置薬業の哲学、生活管理ネットワークを昇華させることで、日本発の世界の健康理論とインフラの理論が作れる。 また最先端情報通信に支えられる富山市の立山科学の「見守りシステム」は3万戸の全国ネットワークである。 また「富山型デイケア」は全国に広がっている。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ この3つの全国ネットワークから、世界へ考えをスタートさせたい。

2012年12月15日土曜日

2013年100ドル全ゲノム解読時代と日本人の世界発信

2013年 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 米国のGeniaTechnologies社http://geniachip.com/が唾液採取100ドル1時間で個人の全ゲノム解読サービスを始め、シリコンシーケンサは1台1000ドルで販売される。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ・・・・・・・・・・・・ この驚くべき安価な全ゲノム解読と低価格のシーケンサは、人類の意識と社会構造を大きく変える可能性がある。 100ドル全ゲノム解読、1000ドルシーケンサの発売によって、「パンドラの箱は開かれた(東京大学医科学研究所宮野悟教授)」 低価格で自身の全ゲノムが解析できるようになれば、世界の人々の意識が急激に、また劇的に変わる可能性がある。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ゲノムが分かり、パートナーの若年発がん可能性が分かり、結婚をためらう人。 子供の難病の原因がゲノム解読で父親だと分かり、次の子供の妊娠をためらい、離婚を決意。など。 といった個人の意識と社会行動の変容。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ から ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ・・・・・・・・・・・・・・・・ 医師の卵が、国民のゲノム解読から、将来必要な分野を予測して、将来の道を決める。 国家が研究開発投資の重点を変える。 製薬会社が研究投資を変える。など。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ また ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ・・・・・・・・・・・・・・・ 地域社会のリーダー、都市の首長が、 新しい地域医療・介護・福祉の在り方を考え、都市計画を作っていく。など。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ などなど2013年100ドル全ゲノム時代は、個人から社会、世界にまで、「多くの変化への覚悟、希望」を迫る。さように考えると日本は「多くの覚悟、希望」を民意を聴く必要がある。それを世界に発信することも必要かもしれない。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ・・・・・・・・・・・・・・・ そう考えると日本全国の国民(健康診断受診者など)、専門家にアンケートを行い日本語、英語、中国語で世界に公開すべきである。100ドル全ゲノム解読時代への「日本人の意識と期待と希望」を、世界に宣言すべきである。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ・・・・・・・・・ また ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ・・・・・・・・・・・・・・・ 解読の結果、将来起こりうる癌・成人病・認知症などに関してどのような医療・介護・福祉などを期待するか、提供しうるかを調査する必要がある。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ・・・・・・・・・・・・・・・ 解読に協力的か、プライバシー、解読機関、費用、心理的不安などを分野横断委員会で調査し、医療・介護・福祉システム案を構築する。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ・・・・・・・・・・・・・・・ 富山は富山型デイサービス発祥の地で、配置薬業、先端的見守りシステム企業は全国ネットワークを持っている。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ・・・・・・・・・・・・・・・ 富山の配置薬業は江戸期以来、全国の健康を守る「元祖先制医療」で、現在は海外に移転されモンゴル、タイなどでも実施されている。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ・・・・・・・・・・・・・・・ 「家族ぐるみの先制医療」実現を目指し医療費低減、世界展開をも視野とする。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ・・・・・・・・・・・・・・・ アンケートは匿名調査とすれば、倫理上の問題はない。