2012年2月13日月曜日

未来を考える16つのポイント

1)新興国は日本の産業政策を学んでおり、日本の過去は中国の未来である。
2)過去の行政従事者の経験を生かせば、新興国市場で日本企業が優位に立てる。
3)米中間のコンテナ船は毎日多数日本海を通過している。この利点を生かす戦略を考える。
4)米中航路の中間でメイド・イン・ジャパンを生かす工場新設も可能性がある
5)中国は2007年から2011年までで人件費が約2倍になった。今後3年でまた2倍になる。
6)中国の工場地方移転を先読みしてバブルを予測して競争優位を獲得する。

7)日本海側を中心とした地方銀行と地方企業の連携戦略が重要、特に中国戦略を構築する。

なぜか?

8)日本企業はアジア、太平洋から世界中で奮戦している。
9)この兵站は「金融」が中心であるべきである。
  企業は「ご主人」金融は「奥さん」である。
10)ところが日本の金融は世界展開している日本企業へ十分な支援ができていない。
  奥さんを国内に残して、海外で出稼ぎする旦那。
10)日本企業は世界で急成長している。
  旦那は頑張っている。
11)1960年代の日本の高度成長期に匹敵する成長が海外の日本企業で起こっている。
  旦那は頑張っている。インフラブームで重厚長大も頑張る。東京水道局、横浜水道局も
  小売・流通も、製造小売業、現場主義、顧客主導は日本の「旦那」の「お家芸」、世界が認める。
  しかし、
  ここしばらくソニーが転んで、トヨタも転んだが、今年はトヨタは復権。ソニーも頑張れ。
12)1960年代に金融が日本企業に行った兵站機能は有効であった。(国内)
  金融=奥さんは内助の功(興銀、開銀・・・・・・・地銀、信金、郵便局)
  金融=奥さん(良妻賢母の井戸端会議:護送船団)は頑張った。
13)現在、金融は海外日本企業へ兵站機能を発揮すべきである。(海外)
  日本型金融の強みとは、「内助の功」それを海外でどう発揮できるか。
  遠くの企業=旦那をどう助けるか?

その際の日本型金融機能とは?

14)日本の製造業は海外で「現場主義」で成功した。ものづくり企業こそ日本のブランド
  キーワードは「現場主義」
15)日本の小売流通(日本型サービス産業)は現在「現場主義」で成功しようとしている。新しい日本ブランド。セブンイレブン、イオン、ローソン、ファミリーマート・・・・。

16)日本の金融も「現場主義」で、世界で展開奮戦している日本企業へ日本型「兵站」支援(内助の功)をできないか?

かつては内助の功を国内で発揮して、日本型金融は、旦那=企業に高度成長をさせた。

海外で内助の功を発揮できる

日本型金融モデル

を模索するため

製造業・小売業・金融業の研究者が学際的共同研究をする必要がある。

日本政府の金融政策は欧米への対抗と同時に、日本型「内助の功=現場主義」金融モデルの学際的研究支援を試みることが考えられる。

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