覇権ないし準覇権国はインフラを後世の世界経済に残し、そのインフラの上で、新興国の企業はスピード経営を行い、覇権国の企業を追い落とし、やがて新しいインフラを造る。
このような経済とインフラの連環の歴史は、エジプト、殷からアレキサンドロス、平清盛、チンギスハン、ポルトガル、スペイン、英国、米国、日本と枚挙にいとまがない。
もうひとつの視点はソリューションである。インフラは常にリアルタイム(スピード経営)ソリューション形成の制約にも促進にもなりうる。覇権的インフラはソリューション形成の障害となりうる。
さて、マイクロソフトがかつては障害の典型と思われ、最近では逆にグーグルといったミッション系企業が実は障害ではないか?と考えるようになっている。
そのアンチテーゼとしてフェースブックが東海岸で登場したのではとも思っている。
成熟化社会ではソリューションはスピードを低下させ、競争者の登場を促す。
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