2012年2月8日水曜日

インターネットと歴史 こんどは歴史を考えてみよう

歴史は、コミュニティによる革命である。

1.ドイツの成立はプロイセンという地域コミュニティによる革命によって起こった。
2.フランス革命はブルジョアという階層コミュニティによる革命である。
3.イスラム革命はフェースブックいうインターネットコミュニティによる革命である。

とされている。真実は分からないが。教科書的には以上である。

 過去において1ドイツ.2フランスのような革命を起しうるほどの広範囲なコミュニティを形成することは大衆にとっては難しかった。ところがインターネットにより大衆コミュニティが容易に国家を覆うことが3イスラム革命によって証明されたとされている。

歴史は国家を覆うことを可能とするコミュニティとそのコミュニティ間の抗争によって作られてきた。

 日本の東京大学法学部卒業生が作った「日本を覆うコミュニティ」が20世紀後半の日本の「高度成長世界への挑戦という」歴史をつくる司令塔であった。このコミュニティを崩そうと、米国留学派コミュニティ、自由民主党コミュニティ、民主党コミュニティが挑戦してきた。マスコミというコミュニティも歴史作りに係った。すべて「日本を覆うことが可能となるコミュニティ」間の抗争であった。
 日本の大衆は日本を覆うコミュニティを形成できなかった。それが日本の歴史である。ところが、インターネットの時代、日本を覆うコミュニティは無数にインターネットの中に出来ている。その中には明らかに未来頭脳のコミュニティもあり、それは日本を覆うコミュニティであることがかつての井戸端会議(知的から楽しみまで)と異なる。これがどのような未来、歴史を作っていくか考えてみると面白い。

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