2013年5月3日金曜日

成長戦略:TPP仕様定期百貨店船、スーパーマーケット船と豪華客船のコラボによるTPP仕様港湾の活況


TPP仕様定期スーパーマーケット船、定期百貨店船と豪華客船のコラボによる
 TPP仕様港湾の活況、数十万人が集まる出会いの未来の港湾イメージ


TPP加盟予定国は直線大動脈航路上にある。

ほぼ20日でTPP加盟予定国であるシンガポールからメキシコまでコンテナ船は運行される。

この20日の運行時間をビジネスでより有効に活用する手段として

TPP仕様定期船はどのようなものになるであろうか?

TPP加盟予定国の港湾では「同じ条件で、商品・食品などを販売できる」と考えられる。

百貨店船が航路沿線の高級品、スーパーマーケット船が航路沿線の安売り食品、雑貨、衣服を満載して、

シンガポール、クアラルンプール、ホーチミン、ブルネイ、福岡、大阪、北陸、名古屋、東京、バンクーバー、シアトル、サンフランシスコ、ロサンゼルス、アカプルコ

寄港!!!!

毎日百貨店船、スーパーマーケット船が入港すれば、

どのような活況を呈するだろうか?

本来港湾は商品、食品と老若男女の出会いの場であった。

ところが、釜山港、上海洋山港などに代表される巨大なコンテナ港には見渡す限り人っ子一人いない不気味な光景が広がる。

定期百貨店船、定期スーパーマーケット船は、港湾の風景を一変させるだろう。

数十万人がスーパーマーケット船に群がる光景は、港湾の仕様を変化させる。これはTPP仕様港湾の標準化に繋がる。

(スーパーマーケット船の店員数は少なくて良い。航行中に展示などの段取り、下準備を行えばよい。船員は店員を兼ねるとともに、管理もできる「多能員」にすれば高給を払える)

航行中は、次の停泊地の消費者に対して、人工衛星経由・TV、インターネット端末、スマホなどでイベント・販売品のメニューと価格のPRを頻繁に流し、到着を心待ちにさせる。

現在、豪華客船でのツアーが、欧米で盛況、アジアでも盛んになりつつある。

TPP仕様定期百貨店船、スーパーマーケット船と豪華客船のコラボ

TPP仕様港湾を次々登場させ、港湾を昔のように出会いの場として活況させるだろう。

またそれは、TPP未加盟の中国、韓国の港湾にもTPP仕様への転換を要求するかもしれない。

例えば、高島屋船、三越伊勢丹船、イオン船、セブンアイ船が定期運航し、TPP加盟国の港湾で商品を積み、商品を販売

シンガポール、クアラルンプール、ホーチミン、ブルネイ、福岡、大阪、北陸、名古屋、東京、バンクーバー、シアトル、サンフランシスコ、ロサンゼルス、アカプルコ

が毎日大賑わい。商品だけでなく、各国のバイヤー、多様な販売員、時にはお国ごとの愉快な芸能人、イケメン、アイドルといった人々も満載していると出会いが広がり集客効果はさらに増し、収益源も拡がり、またその場での新ビジネスさえ生まれる。

この定期運航は、豪華客船ツアーと各国港湾でコラボ!

また

現地観光地、ご当地商店街、ホテルと連携しての寄港販売、
   現地特産品、農産物の委託販売も面白い

この経済効果は各国のGDPを押し上げる。もっとも効果的な成長戦略になる。

1隻の建造費

日本で最大の百貨店は展示販売などの面積10万平方メートル ショッピングセンターは22万平方メートルである。米国にはそれ以上の規模がある。

この面積を確保するのは5層以上の売り場で構成するとしても10万トン以上20万トンクラスの船舶である。

建造費用は数百億円、豪華客船クラスなら1000億円台。
 スーパーマーケットは建設費1平方メートル6万円以上であるから、数万平方メートルなら数十億円。スーパーマーケット船は陸上のスーパーマーケットと建造・建設費用がひとケタ高い。また維持費はスーパーマーケット船のほうが大きい。
 陸上のスーパーマーケットの土地取得費用(都市部は坪単価が高い)を考慮し、①数倍の売上、②仕入れ・物流コストの大幅低減(停泊先で安く大量購入)などを期待することになる。(かつての店舗とトラック移動販売との比較は参考になる?江戸期の北前船の繁栄も参照)
 なお、スーパーマーケット船の建造費用は、中国の経済減速、資源・エネルギーブームの低下で世界の造船会社の船台の空きを考慮すると、かなり低下するかもしれない。

豪華客船と百貨店船の複合船も考えられる。これなら停泊中だけでなく航行中もビジネスができる。

100万トンクラスの複合船:大衆船+スーパーマーケット船も考えうる。船体構造を工夫しTPP仕様港湾に接岸できることが条件である。これはホテル代わりにもなり、TPP加盟国の国民の交流と経済成長にもっとも貢献する。

複合船においては、旅客は自由に乗り降りできるようにすることも考えられる。

食品加工、発酵、アパレルの縫製、製品組立などの工場機能を船舶に載せることもできる。

空港の繁栄に比較して、港湾の繁栄はTPP加盟予定国家に100倍から1000倍の富をもたらすかもしれない?
1キロあたりの運搬費用が船は飛行機より100分の1から1000分の1ですむからである。


 またTPP直線航路上を移動する船舶は、参加国のもっとも低価格の経営資源を利用することが予想される。
もっとも人件費が低廉な国民をスーパーマーケット船の乗組員として雇用
もっとも低価格な食材を購入
・・・・・
と経営資源(6M:人材、設備器具、食材等、資金、技術熟練、情報)を参加国から競争的に調達できる。

 ブルネイの資本が、スーパーマーケット船を中国で建造し、ベトナム船員(販売員)、サーモンをチリで仕入れて、顧客サービスは日本人ベテラン販売員に指導させ、
 米国人社長がトップダウンで経営を行い、各国の繁華街が近い港に立ち寄り、ハリウッド仕込みの華やかなイベントを繰り広げながら大バーゲンを行う。
 キャラクターは日本アニメ、お客へのインターネットPRは日本のゲーム会社が企画する。
 AKB48が乗って、直線航路上の港で、予選・総選挙を行うなども楽しい。

0 件のコメント:

コメントを投稿