2014年6月11日水曜日

イヌはヒトに子犬を育てさせている=托卵

昨日の続き 可愛いいペットのイヌちゃんに秘められた爆弾

イヌはヒトに托卵しているのではないか?と1週間前から思い始めた。

托卵とは、鳥類、魚類にみられる異種生物間の関係である。


鳥であれば

異種の鳥の卵にこっそり卵を産み置く。

異種の鳥は気づかず、自分の子の卵と托卵をたくらんだ鳥の卵の両方を温める。

托卵をたくらんだ鳥の卵は早く孵化する。

そして、異種の鳥の卵をすべて、巣の外へ放り捨てる。

異種の鳥からエサを独占してもらい成長する。

異種の鳥は自分の卵を捨てられたことに気づかず育児をする。

やがて、成長した托卵をたくらんだ鳥の子供は巣だっていなくなる。


魚にもある

ある種の魚は、自身の幼魚を守るために、口の中で保護育児をする。

卵を産んですぐに、口に含み、口の中で保護する。

親魚はエサも食べない。

やがて、幼魚が口の中で孵化する。

その後も、口内で幼魚は成長する。

ある程度成長すると口から外へ幼魚は出るが、危険が迫ると親魚の口内へ逃げ込む。

成長すれば、口外へ出ていき、育児が終わる。

この習性を利用して、異種の魚が托卵を試みる。

卵を産んで、親魚が口に入れようとした瞬間、

托卵をたくらむ魚は自分の卵を異種の親魚の口内へ入れる。

親魚は、それに気づかず、口内で卵を保護する。

托卵をたくらむ魚の卵は先に孵化する。

そして、他の卵を全部始末する(食べる)。

親は気づかず保護し、やがて、托卵をたくらんだ魚の子供は成長し、去っていく。


托卵はこのような哀しいお話である。

(本当は哀しいかどうか?意外と育児で満足して・・・・、自分の子でなくても、ホルモンに支配される育児欲求は・・・・などとも考えるが、ここは哀しいお話で終わります)


さて、ヒトとイヌの関係

ヒトはおそらく種の保存を考えると、夫婦で3、4人以上子供を産んで育てるのが、DNA本能に支配されれば、通常なのではないか、と思います。

感染症、栄養不良、外敵などを考えると子供は5人以上かもしれません。

ところが、文明によって、子供は死ななくなった。

都市が、医療が、ヒトを救った。

この結果、人間は他に1から3人子供を育てる余力があり、おそらくDNA、ホルモンなども産むように「命じている」のに、子供を産まなくなった。

さて、イヌはというと

イヌは、人間にとって過去は大変役に立つ生物であった。

狩猟、放牧管理、番犬で、人間と協調して、集団で行動できる唯一の生物でかけがえのないものであった。イヌとヒトは共進化したとの論調もある。

ところが、現在社会では、イヌは都市生活、経済には無関係な存在となった。

過去、人間と触れ合ったり、人間の周辺にいた生物は、ほとんどが淘汰された。

そこで、イヌは、愛玩動物として、位置づけを変えた。


しかし、ここで、注目しなければならないことは

その愛玩動物としてのイヌは、

人間の出産を抑制し、

ヒトの子供の出産機会を排除し、人間にイヌの子供を育てさせるという「托卵」モデルを、作りあげつつある?という点である。

「ヒトに対するイヌの托卵行動、鳥類、魚類に稀にみられる関係」

イヌの托卵行動であるとすると、

ヒトの少子化とイヌの繁栄のトレードオフである。


この傾向が続くとなると未来はどうなるか?

イヌの托卵行動は拡大するのか?

ペットとしてのイヌは日本人の全人口の1割を大きく超え、増加している。

イヌが人を滅ぼす「デビル」?などとも(^^;


イヌマニアの方々ごめんなさい

ちょっと1週間前に、魔が差して頭に浮かんだ妄想です。

僕は子供の時、とても犬を飼いたかった少年でした。イヌも猫も大好き

イヌマニアの方々僕はイヌの敵ではありません。

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