昨日の続き 可愛いいペットのイヌちゃんに秘められた爆弾
イヌはヒトに托卵しているのではないか?と1週間前から思い始めた。
托卵とは、鳥類、魚類にみられる異種生物間の関係である。
鳥であれば
異種の鳥の卵にこっそり卵を産み置く。
異種の鳥は気づかず、自分の子の卵と托卵をたくらんだ鳥の卵の両方を温める。
托卵をたくらんだ鳥の卵は早く孵化する。
そして、異種の鳥の卵をすべて、巣の外へ放り捨てる。
異種の鳥からエサを独占してもらい成長する。
異種の鳥は自分の卵を捨てられたことに気づかず育児をする。
やがて、成長した托卵をたくらんだ鳥の子供は巣だっていなくなる。
魚にもある
ある種の魚は、自身の幼魚を守るために、口の中で保護育児をする。
卵を産んですぐに、口に含み、口の中で保護する。
親魚はエサも食べない。
やがて、幼魚が口の中で孵化する。
その後も、口内で幼魚は成長する。
ある程度成長すると口から外へ幼魚は出るが、危険が迫ると親魚の口内へ逃げ込む。
成長すれば、口外へ出ていき、育児が終わる。
この習性を利用して、異種の魚が托卵を試みる。
卵を産んで、親魚が口に入れようとした瞬間、
托卵をたくらむ魚は自分の卵を異種の親魚の口内へ入れる。
親魚は、それに気づかず、口内で卵を保護する。
托卵をたくらむ魚の卵は先に孵化する。
そして、他の卵を全部始末する(食べる)。
親は気づかず保護し、やがて、托卵をたくらんだ魚の子供は成長し、去っていく。
托卵はこのような哀しいお話である。
(本当は哀しいかどうか?意外と育児で満足して・・・・、自分の子でなくても、ホルモンに支配される育児欲求は・・・・などとも考えるが、ここは哀しいお話で終わります)
さて、ヒトとイヌの関係
ヒトはおそらく種の保存を考えると、夫婦で3、4人以上子供を産んで育てるのが、DNA本能に支配されれば、通常なのではないか、と思います。
感染症、栄養不良、外敵などを考えると子供は5人以上かもしれません。
ところが、文明によって、子供は死ななくなった。
都市が、医療が、ヒトを救った。
この結果、人間は他に1から3人子供を育てる余力があり、おそらくDNA、ホルモンなども産むように「命じている」のに、子供を産まなくなった。
さて、イヌはというと
イヌは、人間にとって過去は大変役に立つ生物であった。
狩猟、放牧管理、番犬で、人間と協調して、集団で行動できる唯一の生物でかけがえのないものであった。イヌとヒトは共進化したとの論調もある。
ところが、現在社会では、イヌは都市生活、経済には無関係な存在となった。
過去、人間と触れ合ったり、人間の周辺にいた生物は、ほとんどが淘汰された。
そこで、イヌは、愛玩動物として、位置づけを変えた。
しかし、ここで、注目しなければならないことは
その愛玩動物としてのイヌは、
人間の出産を抑制し、
ヒトの子供の出産機会を排除し、人間にイヌの子供を育てさせるという「托卵」モデルを、作りあげつつある?という点である。
「ヒトに対するイヌの托卵行動、鳥類、魚類に稀にみられる関係」
イヌの托卵行動であるとすると、
ヒトの少子化とイヌの繁栄のトレードオフである。
この傾向が続くとなると未来はどうなるか?
イヌの托卵行動は拡大するのか?
ペットとしてのイヌは日本人の全人口の1割を大きく超え、増加している。
イヌが人を滅ぼす「デビル」?などとも(^^;
イヌマニアの方々ごめんなさい
ちょっと1週間前に、魔が差して頭に浮かんだ妄想です。
僕は子供の時、とても犬を飼いたかった少年でした。イヌも猫も大好き
イヌマニアの方々僕はイヌの敵ではありません。
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