2010年10月1日金曜日

高齢者の夢を子供たちに伝える未来組織(4) デジタルテレビとおじおばレス組織


2011年デジタルテレビに日本中が買い替え。

高齢者はテレビを観る。大画面テレビが好まれる。
そしてこの大画面テレビはインターネットパソコン・カメラ装着テレビ会議装置でもある。

このテレビを通して、高齢者は孫ひ孫とバーチャルに繋がり、また世界と繋がることができる。

孫がスマートフォンから送ってくる画像、立体画像を介して一緒にショッピング、バーチャル観光旅行ができる。

大画面テレビを観て一緒に遊んでいるうちに、

高齢者は孫ひ孫と近所のイベント会場、国内旅行、海外旅行へ行きたくなる。
そのために健康にならなくてはと運動を始める。
ひ孫との会話に困らないようにと新聞も広く読み始める。

とにかくバーチャル3世代同居の時代の幕開け

おじいちゃんビジネス=孫ひ孫ビジネス

さて、このバーチャル3世代同居で昔の家族モデルがさいげんできたのでしょうか?

残念、できていない。

それはなにが欠けているのか。

一番重要で皆がつい忘れるのは、何か

それはおじさん、おばさんである。

日本は二人っ子、中国は一人っ子

その結果、日本と中国でおじさん、おばさんが激減した「おじおばレス社会」という人類が経験したことのない時代が到来しているのである。

このおじさんおばさんの意味を考えてください。

かつては家族と社会の中間に親戚(おじおば)という中間組織が広く存在していた。

その機能は何だったのだろう?これは非常に重要だったのでは?

組織論的には、家族の内部組織は外部の親戚(おじおば)という組織間関係と環境である社会との3層構造が存在していた。

この組織間関係は長期的関係により取引コストが低い?(交際費?)関係であり、家族組織が直接社会環境変化にさらされ、変質することを防いでいたとも考えられる。

この親戚という組織間関係の層が薄くなる、中国などでは無くなる?とき
守っていた防壁(組織間関係)が崩れ
家族は大きく変質するとも予測される。
崩壊さえありうる?

これをデジタルテレビ+スマートフォン
+ロボット・ネットロボット(ロボットについては8月9月論じました)
が解決できるだろうか。

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