2010年8月6日金曜日
バブルの落とし子が現在日本のリーダー 5年戦略
5年後2015年までの今日!
今日!からの5年間に何をするかである?
それを今日!考えてみよう。
その鍵は
1.現在の日本のリーダーはバブルの落とし子
2.ミドルマネジメントは多い
3.一般従業員が大きく不足
の3点である。
1.リーダーはバブルの落とし子
1)18年前バブル崩壊では、責任を問われ想い半ばで「会社」的に抹殺された方は数多く、各社で粛清の嵐が吹き荒れました。その多くは40代前半で、窓際、窓外へ追いやられ、金にまつわる多くの汚名が残りました。その後のITバブルでも同様のことが。
2)現在の日本の閉塞状況をみると、
やる気のある人間を追い出した人たちが中枢を占める会社、社会になっている
とも思えます。
3)バブル崩壊から18年、そろそろ時効、彼らの想いを鎮魂をして、
新生日本が出直すときではないか、と思います。
1)再評価された人々の復権
2)積極的に生きた人々のノウハウの再評価
3)社会の元気の素
日本では恨みを呑んで死んだ人々、想いが残った人は昔から敵味方に関わらず神社に祭ってきた。
元寇では蒙古軍も日本軍も鎮魂された。
バブル崩壊以来、無為にすごしてきたとも思える日本の18年を思う時、
いまこそ、鎮魂が必要ではないでしょうか。
さて、
鎮魂神社の話題から
現在のリーダーを考えてみると
経営者型でいう調整型が多いと考えるべきであると思われる。
強いリーダシップの発揮は後の世代に期待すべきと思われる。
(バブルが弾けるといった大きい打撃はリーダーの型を変える、という教訓はかつての文化大革命の後の中国リーダーたちがしばらく調整型になり、現在も心に大きな傷を持っているといった事例からも伺える。「石橋を叩いて渡らない」リーダーが文革後の年代では多数見られた。おそらく今回の金融危機後、欧米もリーダーの型の変質の影響をいつかうけると思われる)
この時期に、
政府、産業リーダーである経団連がリーダーシップをとって調整型のリーダーを中心に産業内での合併、事業の合従連衡が加速するとも考えられる。
世界規模になるまで日本企業のM&A、事業統合がこの5年加速し、業界3位以下の企業が統合されると非常に強い産業が生まれる可能性がある。
トップの次に
2.ミドルマネジメントは多い
第二次ベビーブーマーが30歳代の後半の年齢、役職適齢期に入ってきた。ミドルマネジメントの層は極めて厚い。
彼らが、40歳代前半になる今後5年は、ミドルは十分である。前線指揮官(ミドル)が多くて、生かされている組織は一番強い。
しかし、これは給与負担が大きくなることを示している。
バブル破綻以降、IT化、組織のフラット化、中間管理職不要論「文鎮型組織」などの考えと中高年人件費削減=早期退職などで大きく管理職などは、削減された。
しかし、最近、顧客志向で「お客の親身になってサービスを手順に沿って行う」ソリューションプロセスの理論を体現し、部下に実行させうる新しいミドルマネジメントが増えてきた。
従来のような部長、課長で人を主に管理するミドルから、顧客へのソリューションプロセスを構築、指揮できるソリューションマネージャーの増加である。このタイプのマネージャーは従来の部長、課長ではなく、リーダー、マネジャー、チームリーダーなどとカタカナ名で呼ばれることも多い(カタカナ管理者)。部門の管理者でなく、実行プロセスの管理者である。
この新しいカタカナ管理者は10年来見られたがここ2,3年急増しているようである。
3.一般従業員が大きく不足
一般従業員は、少子化の影響と、派遣社員の増加が起こったことで、どの企業も大きく不足している。小隊長がいても兵士がいない(日本の自衛隊?)。最近何年も新入社員がいないといった「高齢課」はどの企業も多く、急増している。後輩が入らないと、先輩はいつまでも新入社員気分が抜けない。成長しない。
さて、どうしよう?
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