2014年5月8日木曜日

技術者の新課題 都市に無数の見守りセンサで日本が先行? 工場のM2Mはドイツの工場が先行

100ドルで個人の全ゲノムが読め、無数の見守りセンサ

ゲノム解析に関しては、US$100以下で個人の全ゲノムを読めるシーケンサーが登場し、コンビニでゲノムが読み取れる時代が近づいている。そのゲノムに合わせて個別医療が行われる。個別医療だけでなく、都市生活全般=個別見守りがゲノムに合わせて行われる。先天的なゲノムのガイドラインで、センサのついた見守り製品と見守りソフトによって日常生活の見守りが行われる。そのうちゲノム解析シーケンサーと見守りセンサが、家電にも取り付けることができるようになるであろう。ゲノム解析と見守りセンサの登場によって、世界の都市生活はどう変わって、都市ビジネスはどのように変わるのか。次に見守り製品・見守りソフトとインターネット、ロボット経済について論じる。
インターネット・オブ・シングスとロボット経済
見守りセンサを持った見守り製品間の相互交信(モノ相互交信)
工場と都市において、インターネット・オブ・シングス(製品同士がインターネットする:M2M)という考え方がグーグルによって提唱されている。これはインターネットを利用して機械同士が交信するというアイデアである。工場の管理、都市の見守りをする製品、部品が交信する。
2Mの工場造りではドイツが先行した。工場で部品と設備・ロボットが交信して製品を作っていく。ドイツの「考える工場」である[1]。工場の外でも、住宅で家電が、都市で自動車、スマホがインターネットで交信する。住宅の中の家電はセンサからデータを取って、そのデータをインターネットで交信して人を見守る。都市の中のスマホ、自動車はどのように個人個人を見守るか。それが、センサ開発、M2M、S2S企画・設計をする技術者への課題である。



[1]ドイツ発考える工場シーメンス・ダイムラーなど連合」日本経済新聞http://www.nikkei.com/article/DGXNZO69859730U4A410C1FFB000/


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