2010年9月20日月曜日

中国企業経営の3課題 日本の1970年代経営から何を学ぶか?

現在の中国企業は高度成長しか経験していない。また米国型経営以外に学んでいない。

中国の現在は日本の1970年代に相当する(以前論述しましたよね)。

 この時代、日本の経済成長は以前の高度成長期10%成長から低下、3%~5%成長になった

(現在韓国は30年間の10%高度成長期が終わり、3%~5%成長の時代になっている。中国も既に30年間10%成長が続いたことは以前論述しました)

1970年代から80年代にはトヨタ生産方式が日本中に急速に普及していった。量から質への転換期であった。

そこで

中国ではトヨタ生産方式の翻訳・解説本が溢れているが

1.トヨタ生産方式の戦略的導入
 トヨタ生産方式は管理会計の視点から見てなぜ社長が導入するのか?トップにとってのトヨタ生産方式とは何か。

2.トヨタ生産方式の誤解

3.トヨタ生産方式の導入条件

4.トヨタ生産方式は工場・現場から、世界戦略・国際物流へと拡大している。

以上4点についてもっと中国企業は勉強する必要がある。

 それを考慮すると

中国企業の3課題は

1.ブランド・技術開発・人材育成(日本型の技術・顧客志向のブランド創出)

2.グローバルジャスト・イン・タイム(戦略物流スピードアップ)

3.顧客満足型系列組織(オーダーメード子会社集団の創出、取引コスト最小)

となる。

0 件のコメント:

コメントを投稿