2010年9月17日金曜日

ロボット・ネットロボットと環境保護のビジネスモデル

 機械は人間の主に肉体的能力を増幅、補完し、さらには代替してきた。同様にプログラムは知的能力を増幅、補完、代替してきた。20世紀、人間による環境破壊を機械はとてつもなく拡大させた。それをプログラムは減少させる可能性がある。例えば、飛行機という機械は膨大な資源を消費し、環境を破壊するが、仮想旅行シミュレーションプログラムではエネルギー消費は極めて小さい。エネルギー消費は機械工学、電気工学、電子通信工学、情報工学の順に小さい。ネットワークとシミュレーションを使ったプログラムによる仮想現実は、現実より桁外れのエネルギー消費の減少を可能にする。ここで、第1のビジネスモデルが構想される。

 インターネット上で上記のエネルギー消費の低減につながるプログラムは以下である。

1)ホテルの「フロント係員」ロボット(エージェントプログラム)

 例えば、ホテルのフロントの係員みたいに、通信ツールプログラムで、インターネットでの相手がオンラインになっているかオフラインになっているかが分かり、オンラインの状態であれば、チャット、メール交換、ゲーム、ビジネス、ショッピング、教育などができる。

2)旅行代理店ツアーコンダクターロボット
 
 「ツアーコンダクター」ロボットはインターネット上でのパートナーとして同行してくれ、多くの状況で役に立つ。例えば、「Web・Site自動巡回プログラム」は、指定したサイトを勝手に巡回し、サイトごとダウンロードする。更新されたものは、そこだけ再びダウンロードする。オフラインでそれを見ることが目的である。

3)調査ロボット

 例えば「マーケティング調査プログラム」は、各種あるが、例えばワープロソフトにおいてインターネットを介し、利用状況を開発側に送信する。そしてヘルプの利用状況などから、ユーザーの不満をマーケティングデータとする。「市場調査員」ロボットである。

4)旅行代理店社員ロボット

 「経路探索プログラム」は無限に登場している。移動において、出発地と目的地を入力すると、最適と思われる経路を複数導き出す。その際、移動機関はもちろん、距離、料金、タイムテーブル他ユーザーが欲しがる情報を参照することができ、個別内容の保管利用など個人ごとの学習能力も備える。「旅行代理店の社員」を自分専用にできるロボットで今後も無数に登場、あらゆるビジネスのパートナーである。

5)キャラクター(動物)ロボット

 「競走馬」、「ペット」などのロボット(エージェントプログラム)である。例えば、「オンラインゲーム」で「DIABRO」というゲームが流行、今も世界で大ブームのオンラインゲームのキャラクターである。アクションRPGジャンルのゲームで、ネット上で自分の育てたキャラクターを、他人の育てたキャラクターと供に冒険をするものは世界を席巻している。

 上記の5つのロボット以外にもインターネット上では多くのロボットが登場している。5つ以外のロボットが今後インターネットでは無数に創造される。

是非、皆さん教えてください。清家と一緒に論文を書きましょう。

 上記のロボットはインターネット上の仮想世界でビジネス、ゲーム、アミューズメントなどで活躍し、現実世界の環境負荷を大幅に低減させる。例えば、一緒にプレイしているのに同じ場所にいなくていいだけでも世界の環境負荷は減少する。仮想旅行シミュレーションプログラムはネットワークとシミュレーションを使ったプログラムであるが、明らかに上記のロボットプログラムの進化の延長線上にあり、環境負荷は減る。

 今後、上記のインターネット上のロボットとその環境負荷低減の機能を前提にしない社会モデル、経済モデル、ビジネスモデルは環境破壊を解決する大きな手段の一つを失うことになる。

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