中国は伝統的に東より西に関心が強い。
西は広い。
行きつく先は欧州であり、チベット、新疆ウイグルと悩みはあるが、多くの国家、資源があり、未来の中国の成長を握るカスピ海周辺の大石油地帯などがあり、インド、中東、アフリカと夢とチャンスが広がる。中国のエリートは欧米に留学しているからか、彼らの感覚では欧州の向こうに米国はある?
東は狭い。
すぐ海であり、関心は儒教圏にとって異質の国?日本だけである。太平洋はまだ開発対象にならない。したがって、中国での話題はほとんど東ではなく西に関する話題である。
東に米国があると考えている人は世界で少ない。日本と韓国など数えるくらい。大部分のアジアの人にとってあこがれの米国は欧州の西にある。
中国での政府やエリートたちの会話に日本が出ることはほとんどない?そのような場を観るにつけ日本での「中国脅威論ははてな?杞憂では?」と感じるときがある。
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